hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

ウチの子供達


ご来訪いただき、有難うございます!


突然ですが、ウチの子供達です(^o^)


右が『ハハとムスメのバラード』とい
うタイトルで、わたしがマンガのシリ
ーズを描いている例のジャニヲタのム
スメの実物です(^o^)v。


左がわたしがカミさんに嫉妬した原因
(?笑)となったムスコです。よく解ら
ない人は、このブログの『犬も歩けば
…恋に当たる』3部作をお読みくださ
い。小さい時は本当にもっと可愛いか
ったんですよ。




今年のお正月にユニバーサルスタジオ
に遊びに行った時の1枚です。


この間、一緒に仕事をしている仲間に
話の成り行きでこの写真を見せたら、


「え?これ、hittyさんの子供さん達?
こりゃあ、奥さんはどっかのイケメン
と浮気して作った子供達でしょう?ム
スコさんはイケメンだし、ムスメさん
も可愛いじゃないですか!」


と散々な言われようです(^o^)💦。


ムスコは関西の大学に通っていますし、
ムスメは都内の高校に通っています。


ムスコは硬式テニスでは少し有名です。


ムスメは軽音でギターを弾いています。


なんだかんだ言って、仲良しなので助
かっています。


今回は何のためにこんな写真を載せた
のか?と言うと、人は自分中心に物事
を考えがちですが、実は周りの人達に
よって、幸せを感じたり、喜びを感じ
たりするコトもあるよ、というコトが
言いたかったんです。


昨日まで、たった2日間でしたがムス
コが帰って来ていました。


言うまでもなくカミさんはムスコを迎
えに行ったり、それはもうイソイソと
嬉しそうに世話をやいていました。


ムスコが専攻をどうやって決めるのか
を相談して来たら、カミさんが、


「それは父に相談してごらん」


と言ったので、ムスコといろいろ話し
ましたが、カミさんの導入の一言で、
結構わたしは喜んでしまった、と思い
ます。結局、どの先生のゼミに入りた
いか?という『人』で選んだ方が後悔
しないと思うよ、というコトを伝えま
したが、後は本人が決めるでしょう。


そう言う、何気ない幸せというモノの
積み重ねが今のわたしを作ってくれて
います。


ムスメはジャニーズWESTと関ジャニ
∞のファンクラブに入っていますが、
わたしの血を引いているなあ…と思い
ます。わたしは中学1年生の時にピン
クレディーのファンクラブに入ってい
ましたし、中学を卒業する時の謝恩会
で、アリスを弾いて歌ったりしていま
した。KISSの日本公演やCHARのライ
ブにも行きました。


まあ、親子なんだなあ…と思います。


子供達は、人に迷惑をかけないように
生きて行こうと思う、と言ったコトが
あります。わたしは、


「人は生きてるだけでいろんな人に迷
惑をかけてるかも知れないだろう?だ
から、迷惑をかけた、という自覚を持
った瞬間から、その相手に対してでは
なくて、誰にでもいいから、出来る相
手に出来るだけのコトをし続けて行け
ば、いつかは帳尻が合うんじゃないか
なあ…」


と言ったコトがあります。ムスコもム
スメも最初はポカーンとしていました
が、今の行動を見ていると、そんなふ
うに生きているようです。


そういうコトって、子供達の行動が、
以前そんなコトを言った自分の言葉を
思い出させてくれる訳で、自分一人で
は、思い出しもしないかも知れないコ
トだと思います。


子供達が小さい頃、ハハには


「産んでくれてありがとう」


わたしには、


「育ててくれてありがとう」


と言ってくれたコトがあります。


わたしとカミさんは、子供達に


「親にしてくれてありがとう」


と答えたコトがあります。その時は、
子供達はキョトンとしていましたが、
たぶん、今なら、


「子供が居なけりゃ、親にはなれない
もんね」


とか言うと思います。全部、お互い様
なんですよね(^o^)!親が偉い訳でも
ないし、子供がスゴイだけでもないか
ら楽しいんだと思います。


今度、家族4人が揃うのは夏休み中か
なあ…。

犬も歩けば…恋に当たる!~その3~

ご来訪いただき、有難うございます!


犬も歩けば…恋に当たる!~その3~
をお送りします。まずは前2回が結構
長いので、要約から始めます。


~その1~のあらすじ


寒い朝、前日の暖かさに薄着の女性と
地下鉄で出逢い、コートを貸したコト
からその日の夕方、地下鉄の改札で再
会するコトになったふたりの話。彼女
の提案でお茶をするコトになりホテル
の喫茶店に入ると、彼女に「抱いてく
ださい」と言われて戸惑った所まで。


~その2~のあらすじ


彼女は女医さんだった。どうすれば素
直な気持ちを相手に届けられるか?や
自分の経験をもとに女性との接し方を
彼女に話すわたし。その話に引き込ま
れて行った彼女…。


あははは(^o^)。前回の内容はあらす
じにすると全然面白くないので、やっ
ぱり読んでくださいな。よろしくお願
いします!。




前回同様、イメージ写真です。内容と
は関係ありませんので悪しからず。


では、~その3~に入ります。今回で
このシリーズは最終回です。


「恋人と10年も付き合ったのなら、そ
の中でこの言葉が刺さったとか、ココ
が離れられなくなった所、っていうよ
うな何か特別な気持ちになるコトがあ
ったんじゃないか?と思うんですけど
そういうのがあったら教えてください」


彼女は真剣に訊いています。わたしは
その恋人が言った言葉の中で刺さった
言葉を思い出しました。


「ふたりで抱き合っていた時、感じて
いたんだと思いますが、『今、挿れて
もらうためだったら、どんなに悪いコ
トだってやるから、お願い、早く!』
って言われた時に、オトコには全くな
い発想だなあ…と思ってものすごく可
愛い、と思いました。わたしより4つ
お姉さんだったんですけどね。特別な
気持ちになった所はたくさんあり過ぎ
てどれから言えばいいかわからないな
あ…」


そう答えました。彼女は、呟くように
話し始めました。


「それ、素敵だなあ…。特別な気持ち
になった所がたくさんあり過ぎるって
いうコトは、恋人のも、奥さんのも素
敵な思い出がいっぱいあるってコトで
しょう?それを憶えていられる人って
その時に一緒に時間を過ごした人だけ
の特権ですよね?相手がそういう時間
をたくさん憶えていてくれる人って、
それだけで最高のパートナーですよね?
…私の別れた元・夫はたぶんそういう
コト、何にも憶えてないタイプです。
ふたりで過ごした時間を憶えていてく
れる人かどうかは、寝てみないと判ら
ないから…、普通は。こんな偶然でも
ない限りは…ね」


わたしは彼女のコトでどうしても一つ、
気になっていたコトがあったので訊い
てみました。


「あなたに『抱いてください』と言わ
れた時にとても違和感を感じました。
なぜかと言うと、あなたが薄着だった
のは『まさかたった1日で10℃以上も
気温が下がるとは思わなかった』と
おっしゃったからです。わたしはテッ
キリ彼の部屋に泊まったら寒くなって
しまって薄着のまま帰って来た、とい
うコトだと思っていたんです。それな
のに、どうしてそういう発言が出て来
るのかがわかりません」


彼女は笑いながら話しました。


「うふふふ。おもしろーい。そんなコ
ト考えてたんですか?私のお休みは水
曜日なので、友達と女子会で集まった
んです。2月に入ったら女子会をやろ
うって仲のいい友達何人かに声をかけ
てあったので、仲良し5人組が揃いま
した。みんな翌日は休みを取って来て
いたので、盛り上がってそのお店の近
くのホテルに泊まって、朝までみんな
で話し込んじゃって…。少しだけ寝て
帰ろうとしたら寒かったっていう話で
す。男っ気なんか全然ありませんでし
た。なんか羽織るモノでも持って来て
おけばよかった…と思っていた所に声
をかけていただいたっていう訳です。
ちなみに5人とも女医ですよ。さっき
の話を聞いたら、みんなビックリしま
すよ。アラフォーの5人とも失神なん
てウソだっていうのばっかりだから。
あははは…」


仮称「蜷川べに」さん似の女医さんは
30代半ばだそうです。四捨五入だとア
ラフォーでしょうが、どうみてもアラ
サーです。最近は本当に女性は年を取
らなくなったなあ…と思います。その
「べに」さんがわたしに訊きました。


「私も不思議に思ってるコトがあるん
です。さっきの話だと奥さんととても
仲がいいように感じました。それなの
に、どうして…別に恋人が出来たので
しょうか?」


わたしはたぶん、顔が赤かったと思い
ます。


「いやー、それは本当にお恥ずかしい
話なんですが…、息子に嫉妬した、と
しか言いようがない心理状態でした。
カミさんとわたしは、二人だった頃、
『たとえ子供が出来ても、お互いに1
番愛し合っている関係でいよう』と言
い合っていました。今から思えば子供
が生まれたら子供に愛情がシフトして
子どもが1番になる母親はむしろ好ま
しいと感じますが、それまで彼女は、
付き合い始めてから約15年間、わたし
が彼女を求めた時は、100%受け入れ
てくれてたんです。それも毎晩のよう
に求めていたのに、どうしても疲れて
いる時は口や手でヌイてあげるから、
それで勘弁して、という女性でした。
ところが息子が、2歳になる頃、断ら
れた日があったんです。『こんなに眠
る時間も足りないのに何言ってんの!』
それまでの2人の関係が壊れたと思い
ました。息子に嫉妬した、と言うより
正確に言葉を選ぶと、カミさんの1番
が俺じゃなくなった…と思いました。
そんな…バカげた理由です」


わたしは頭に手をやって穴があったら
入りたいと思っていました。べにさん
は、しばらく考えていましたが、


「意外と普通な理由ですね。一般的に
妊娠期間中にそういう気持ちになる男
が多いと思いますが、それが少しズレ
ただけですね。奥さんが少し頑張り過
ぎて大きな子供を作ってしまったんで
しょうね。もっと早い段階でわがまま
を言える関係を築いておけばよかった
のに…ね」


そう言いました。ところがすぐ、


「これは奥さんにその時点での気持ち
を聞いてないから何とも言えませんけ
ど、奥さんも毎日のように求められる
快感があったのかも知れないなあ…。
私はそんな経験がないからわかりませ
んが、それって現実だったら多少無理
してもそう言ってくれるオトコは恋し
いかも知れないなあ…。きっと、浮気
した今となっては、その時の正直な気
持ちは聞き出せないでしょうけど、今
も一緒に居るってコトは、それを許せ
るくらいには愛してくれてる訳ですか
ら…。そういうコトなんですね?」


そう言って、わたしの顔を覗き込みま
した。わたしは考えながら、


「…さあ、それはどうでしょう?そん
なに素敵な話でもないと思いますよ。
カミさんからしたら、《私を深く傷付
けた分、しっかり償いなさい!》って
感じだと思いますけど…。」


と言いました。べにさんは、


「私は結婚していたのに10年はもたな
かったのに、あなたは不倫なのに約10
年もったのは何が違うんでしょうか?
しかも奥さんとは結婚状態がずーっと
続いている。どうしてそういうコトが
起きるのか、とても不思議です」


と言って、またわたしの顔を覗き込み
ました。わたしは言葉を選んで話しま
した。


「…それは恋人に起因するところが大
きいと思います。奥さんと別れちゃダ
メだって最初から言ってた。人の不幸
の上に成り立つ幸せは絶対にすぐ壊れ
るからって…。俺は妻子持ちだし、彼
女には旦那も恋人も…、それに肉体的
にも精神的にも彼女を支えていた男性
も居た。後で知ったコトだけど、俺は
4番目のオトコだったんです。彼女と
初めてデートした夜、彼女から聞いて
いた年齢が嘘だという告白をされた。
そんなの全然気にならなかった。次に
言われたのが独身と言うのも嘘だとい
うコト。離婚しようと思って旦那と別
居してるけど、まだ離婚していないコ
トを聞かされた。それからしばらくし
て、別居した理由は自分より10歳くら
い若い恋人が出来たから、旦那とは別
れようとした、と聞いた。旦那は15歳
くらい上だというコトも聞いた。彼女
と関係が出来てから、彼女をズーッと
支えていてくれた男性が居るコトも知
った。彼女は俺を『奥さんが居るコト
を知った上で好きになったんだから』
と言ってた。でも、付き合い始めて、
間もなく俺の家庭に子どもが出来た。
彼女は初めて『あなたが独身で自由に
好きだって言えたらいいのに…』って
言った。彼女は恋人、旦那、支えてく
れていた男性、の順に別れて行った。
俺とだけ付き合うようになった理由を
『カラダを他の人に触られるのが気持
ち悪くなったから…』と言った。俺は
彼女を愛した。付き合いはじめて1か
月くらい経った時、『愛してる』と言
ったら、彼女は『私は男を愛したコト
はない。愛しているのは子供だけ』と
言った。そんなコトを言ったオンナが
次々と男達と別れ、3か月経った頃、
俺を愛してる、と言った。俺は彼女に
『誰と付き合っていようが誰を好きだ
ろうが構わない。俺がおまえを好きに
なっただけだから』と言い続けている
うちに、彼女も俺を愛してくれるよう
になった。人を心から愛すると、不思
議なコトにいろんなモノを愛せるよう
になった。愛情の総量が増えて行くの
がわかった。その頃、カミさんのコト
も、今まで以上に愛しているコトに気
付いた。彼女は『たぶん、そうだろう
と思ってた。私に対しての愛情も増え
てる気がしてたから…』と言った…」


そこまで話した時、アルコールを頼も
うとすると、べにさんは、


「今夜はやめておきましょう。興奮さ
せてしまったと思います。ごめんなさ
い。こんな質問ばかりしたら…しかも
誠実に答えてくれようとしたらそうな
りますよね?この上、アルコールを飲
んだら、あなたの主治医に申し訳ない。
明日の透析で引かなきゃならない水分
量が増え過ぎてしまうから、コーヒー
のお代わりで我慢してください」


彼女が女医さんだというのを信じまし
た。彼女はコーヒーのお代わりをウェ
イトレスさんに頼むと、


「もう少しだけ教えてください。その
状況で更に愛情が増えた、っていうの
がわかりません。例えば奥さんに対し
て、どう愛情が増えたんですか?」


そう言って、わたしの目を見ました。


「それまで、俺の愛情は彼女への愛情
ではなくて、自尊心を保つための縛り
としての愛情もどきだったコトに気付
いちゃったんです。恋人のオトコ関係
は全部許すって言ってたくせに、カミ
さんのは今までなら絶対に許せないと
思っていた。だって息子が1番なのも
許せなかったんだから…。その時、若
い時の恋愛と、年を重ねてからの恋愛
の違いがわかっちゃったんです。若い
時の恋愛は相手に向けた愛っていうよ
りも自分の子孫を残すための潔癖な愛
なんだろうと思うんです。それに対し
て、子供も出来てからの恋愛は、相手
が居てくれるだけで幸せになる恋愛に
変わるんだと思いました。その時に、
カミさんのポジションをもう一度考え
直してみたら俺にはカミさんが居てく
れればいい存在なんだって気付いてし
まった。彼女の声がとても好きで、い
つまでも電話を切れなかった頃のコト
を思い出したりして…。今もカミさん
の声が聞けなくなるのはイヤだ、と思
います。あるのが当たり前になってる
けど、無くなったら絶対に嫌なモノが
ハッキリわかったんです」


べにさんは、俺の瞳を見つめていまし
た。そして、こんなコトを言いました。


「定期的に逢ってもらえませんか?そ
して、私にいろんな経験を話してくだ
さい。あなたの経験を全部聞かせても
らった時…、新しい思い出を作っても
いいなあ…と思った時、私を抱いてく
れませんか?」


わたしは思わず、


「さすが女医さん。頭いいなあ。さっ
きアドバイスしたコトを全部実践しち
ゃった。今のは、抱いてって言う上で
は、ベストだと思います。でも、昔み
たいに一晩中とか全然無理だから、も
っといいオトコはたくさんいますよ」


そう言いました。彼女は、


「あなたの話を聞いててわかったコト
があるんです。いいオンナと出逢った
からいいオトコになったんだってコト
です。今の話だけでも、少なくとも2
人はいいオンナに逢ってるんだから、
あなたがいいなあ…って」


彼女は、次回は1杯だけカクテルを飲
みに行きましょうと言いました。とこ
ろが、別れ際に何かわたしのコトがわ
かるSNSとかはやっていないのか?と
訊くので、ブログとフェイスブックを
教えたところ、安浪蘭人のところで歌
を歌っている動画を見つけたからと、
カラオケボックスに変更しましょうと
言って来ました。


このまま、茶飲み友達になったら少し
残念な気もしますが…。


長い3回シリーズにお付き合いくださ
り、ありがとうございました。彼女と
のコトは気が向いたら書きますね。で
も今回書いてみて、こういう内容は恥
ずかしいッス。しかも、伝わる程度に
詳しく書かないと伝わらないので長く
なるのには閉口しました。


実は今回、なぜこんな記事を書くコト
になったのか?の舞台裏の事情だけ、
お話しておきます。べにさんが、


「抱いてくれないなら、何か代わりに
思い出をください。ふたりの時間を共
有出来て、その時の思い出は確かに共
有出来てたコトを確かめられるモノが
いい…。小説だと架空の話になっちゃ
うから共有ができないので、何か考え
てくれませんか?」


…それで考えた結果、こうなりました。
小説化した方が設定を詳しくできる分、
面白く書けるんですけど、共有感は薄
いのかも知れません。女性を満足させ
るのは、楽しいんですけど大変ですね
(^o^)/。

犬も歩けば…恋に当たる!~その2~

ご来訪いただき、有難うございます!


~その1~のあらすじ


寒い朝、前日の暖かさに薄着の女性と
地下鉄で出逢い、コートを貸したコト
からその日の夕方、地下鉄の改札で再
会するコトになったふたりの話。彼女
の提案でお茶をするコトになりホテル
の喫茶店に入ると、彼女に「抱いてく
ださい」と言われて戸惑った所まで。


まあ、詳しくは前回の~その1~を、
お読みくださいな(^o^)v。




あ、この写真はあくまでイメージカッ
トなので内容とは関係ありません。悪
しからず。


その女性は、なぜ、抱いてくださいと
いう言葉を口にしたのか、とても不思
議でした。それに看護師さんに似たよ
うな仕事だけど、看護師さんほどモテ
ない仕事というのにちょっと興味が湧
きました。


「看護師さんはモテますよね、確かに。
看護師さんよりモテない仕事って…。
臨床工学技士さんとか、そういう技術
者系のお仕事ですか?」


すると彼女は、こう言いました。


「医者です…」


は?という感じでした。女医さんなん
てめちゃめちゃモテるんじゃないの?


「女医さんならメッチャ、モテるでし
ょう?蜷川べにさんみたいなルックス
だし、モテない訳がない…」


そう言うと、彼女は、


「にながわべにさん…て何ですか?」


と訊きました。にながわべに、と聞い
て、それが何だかわからなかったよう
です。女性の名前だと思えば、どんな
人ですか?と訊く筈です。わたしは、


「和楽器バンドの津軽三味線を弾いて
て、モデルもやってらっしゃるとても
ヴィジュアルのいい女性です。わたし
は彼女のファンで彼女のブログの読者
なんです。こんな人」


と言って、スマホで彼女の写真を見せ
てあげました。彼女はかなりじっくり
見ていましたが、目を離すと、


「ホントだ。かなり私と似てますね。
和楽器バンドは聴いたコトがあります
がひとり一人は知りませんでした。普
段、友達や患者さんから真木よう子さ
んに似てるって言われるんですけど、
全然似てないじゃん、といつも思って
いました。これからは、蜷川べにさん
に似てるでしょ?って言ってやろう」


そう言ってお茶をしにお店に入ってか
ら初めて笑った顔を見せてくれました。


わたしは彼女に再度訊きました。


「女医さんでそのルックスなら間違い
なくモテると思いますけど、どうして
さっきのセリフを吐いたんですか?」


「いえ、医者はモテませんよ。特に女
医はモテません。ナースや保母さんに
比べて合コンに交じっていると敬遠さ
れる職業です。それに女医とナースは
離婚率もダントツです。女性は弁護士
さんや経営者もモテませんけど…。私
なんか医者で経営者だからダブルでモ
テません」


わたしは思わず笑ってしまいました。


「そんなに恵まれているのに何が不満
なんですか?そのヴィジュアルで医者
で経営者なんて、天は二物も三物も与
えてるのに職業でモテないとか、女性
みんなを敵に回しますよ」


すると彼女はこんなコトを言いました。


「女医が結婚するのはほとんどが学生
の頃から付き合っていた男性です。医
者になってから出逢った男性と結婚し
た友達はほとんどいませんよ。しかも
私もそうですが、もう離婚しています。
一所懸命勉強して医者になったのに、
子供が出来て離婚してその後、独りで
居る女がメチャメチャ多いんです」


看護師さんは離婚率が高いのは知って
いましたが、女医さんも離婚率が高い
のは知りませんでした。素直にそう言
うと、


「ね?それくらい女医には興味がない
んですよ、世の男性は…」


と言って、フッと皮肉な笑顔を見せま
した。


「そんなコトはないですけど…。ただ
確かにあんまり女医さんの友達は多く
は居ないですね。どうして離婚したん
ですか?結婚生活はどれくらい?」


と訊きました。彼女は


「10年もたずに別れました。離婚の理
由は…、元ダンも医者だったんですけ
ど看護師と浮気していたからです。そ
の看護師が同僚に話してるのをたまた
ま聞いちゃったんです。『彼ったら何
回も求めて来るのよ。なかなか寝かし
てくれなくて…』って。いつも私には
前戯を少ししたらすぐに挿入して、彼
が1度イッたら終わり。だから私はほ
とんどイッたコトもなかったのに。そ
れは許せないでしょう?」


と言うので、わたしは、


「えっ?10年近く一緒に居て、ほとん
どイッたコトもないっていうのはちょ
っと誇張してますよね?」


と言いました。すると彼女は、


「いえ、誇張でも何でもなく本当の話
です。でも案外、なかなかイケない女
性って多いんですよ。今日はイケたと
か、イケなかったから自分で慰めたと
か、満足している女性はかなり少ない
んです」


ウェイトレスさんがコーヒーを持って
来てくれました。いい香りがするなあ
…と思ってカップに顔を近付けている
と、彼女は言いました。


「きっと、今、いい香りがするなあ…
と思いましたよね?そういう反応が、
とても好感が持てるところなんだと思
います。朝、電車の中で『寒く…、あ
りませんか?』と訊いてくれましたよ
ね?寒い、と答えたら、コートを脱い
で貸してくれる人なんて、まず居ない
と思います。知ってる人でもそうです。
でも、あなたは見ず知らずの私にすぐ
貸してくれました。とても嬉しかった。
本当に寒かったのに、心があったかく
なりました。それに…」


少し間を取って、コーヒーに口を付け
「おいしい」と小さな声でつぶやいて


「声を掛けてくれる前に、私の全体を
見回しましたよね?特に顔と脚を見た
時の目が…、変なふうに聴こえたらご
めんなさい。とてもイヤらしく感じた
んです。イヤらしいって言うのは、私
をオンナとして見てくれてるって言う
か…。しばらくそういう視線を感じた
コトがなかったので、私の方がとても
意識してしまっただけなのかも知れま
せんけど、そう感じました。それで、
私もこのまま枯れてしまうのはイヤだ
と思っていたもんですから、まず最初
に素直な気持ちをお伝えしました。抱
いてください、って言うのは、詐欺と
かダマしてやろうとか、そういう魂胆
があって出た言葉じゃなくて、私が自
信を持って生きて行くために、精一杯
素直になった言葉なんです…」


そこまで喋ると、ようやくふーっと大
きく息をして、とてもにこやかな笑み
を見せてくれました。


「あなたがお医者さんだから言う訳で
はないんですが、もし今、おっしゃっ
たコトが本当なら、そこにわたしは不
在ですよね?わたしのコトを少しでも
考えてくれるのなら、あなたがわたし
に好感を持ってくれたように、わたし
にも好感を持たせるような付き合い方
を考えて欲しかったなあ…」


とわたしは言いました。すると彼女は


「例えば…、どんなふうにアプローチ
すれば良かったんですか?」


と心から知りたいというように訊いて
くれました。わたしは


「あなただったらどうして欲しいか考
えて言葉を選べばよかったんです。普
通、抱き合うようになるためには、ふ
たりの距離を縮めたい!と思うコトが
最初ですよね?だから、まず、わたし
に関して知りたいコトをどんどん訊い
てくれるだけでいいんですよ。名前や
何て呼んだらいいか、どこに住んでい
るのか、何をしているのか、奥さんは
いるのか、それが訊きにくければお子
さんはいらっしゃるんですか?と訊け
ばいい。その延長でカミさんの話にも
持って行ける。自分のコトに興味を持
ってくれる異性にイヤな気持ちになる
人はあまりいませんから。よく、いき
なりの質問攻めは失礼だ、と言う人が
いますが、本当に知りたくて訊く分に
は、失礼だという印象はほとんどない
んです。何か訊きたいコトの場つなぎ
のようなプライベートに関する質問だ
けが失礼な訳です。興味もないのにプ
ライバシーに関わるコトを訊かれる訳
ですからね」


そこまで言うと、彼女は、


「なんだかコンサルタントさんに恋愛
指南を受けているみたい。まさにそう
だなあ…と感心してしまうような言葉
ばかりです」


と言ってくれたので、


「元々の仕事は経営コンサルタントで
した。人材開発コンサルがメインでし
たから、そういう意味では当たらずと
いえども遠からず、と言った所ですね」


と答えました。彼女は、


「やっぱり!お話しすると、ますます
好きになって行くタイプだわ。あ~、
いきなり恥ずかしいコトを言わなけれ
ばよかった。素直でいようとするコト
と、そこでどのように印象付けるかは
別物なんですね」


と顔を赤くして言いました。わたしは


「そうですね。でも、すでにそこまで
理解しているのはさすがだと思います
よ。自分に素直になるというコトは、
相手の気持ちは二の次だ、というコト
にもなる訳ですからね。たぶん、少し
でも仲良くなってから『抱いてくださ
い』という言葉を聞いて喜ばない男性
は居ないと思いますが、全く名前も知
らない女性にそう言われたら、誰だっ
て相手を疑います。つまり、とても素
敵な言葉を相手に伝わるように言うか
相手を疑心暗鬼に駆られるような言い
方をするかで、人生そのものが変わっ
てしまうコトもあると思うので、老婆
心ながらこんなコトを言いました。失
礼致しました。で、結論から言います
ね。抱くか抱かないかはこれからのお
付き合いの結果というコトでいかがで
しょうか?」


彼女は聡明な女性です。わたしの言い
たいコトをすぐに理解してくれました。


「なるほど…。先に気持ちを伝えた方
が相手の気持ちがチューニングされる
まで待つしかない訳ですね。ああ、や
っぱり損した。私が好かれて、という
か愛されて、抱きたいって言わせれば
私が選ぶ側に回れた、っていうコトで
すね。ああ、悔しいなあ…。素直にな
るタイミングと押し売りになっちゃう
タイミングを知らなかったってコトで
すね。友達になってもらうだけでよか
ったんだ~。失敗した!」


そう言いながら、彼女は満面の笑みを
浮かべていました。よかった…、


それから彼女の質問攻めに合いました。
彼女のコトはここでは「べにさん」と
呼ぶことにします。彼女の希望でもあ
るし、彼女自身、蜷川べにさんのファ
ンになっているようでしたから…。


べにさんは、特にわたしが女性を抱き
たくなる時の気持ちについて、突っ込
んだ質問をたくさんしました。


まずは、どういう女性に対してそうい
う気持ちになるのか?という質問です。


「先にえっちしたい、じゃないんです
よね。カミさんと初めて会ったのは、
大学のサークルの連盟のセミナーでし
た。一目見た瞬間に、『あ、この娘は
俺と結婚するオンナだ!』と思いまし
た。そして結婚しました。その後、約
10年間付き合った女性とは、やはり
一目見た瞬間、『ヤバい、この女性と
恋に落ちる』ってわかりました。だい
たい一目見た瞬間に関わるコトになる
女性はわかります」


そう言うと、彼女は乗り出すようにし
て訊きました。


「その後、っていうコトは、不倫経験
者だってコトですよね!じゃあ私は?」


彼女は前のめりになっています。わた
しは、こう言いました。


「まず、不倫経験者って言葉は他人か
ら見ればそうかも知れないけど、わた
し自身はそう思ったコトはないんです。
恋愛をした。もうわたしは結婚してい
たので世間ではそういうかも知れない
けど、本人は恋人が居る、と思ってい
るだけでした。結婚してから恋愛なん
かするな、という人もいますが、恋を
する時ってほとんどは事故みたいなも
んですよね?自分ではどうにもならな
いから、そうなってしまう。それなの
に、そういう人と出逢ったコトがない
人は一方的に悪くしか言わない。理性
だけでどうにかなるもんなら恋とは言
わないと思います。べにさんは…、初
めて逢った時にコートを貸したんだか
ら、素敵な女性だ、と思ったコトは間
違いありませんが、カミさんや恋人と
の出逢いの時のような気持ちとは少し
違っていました。でも、それはあなた
のコトがどうだというコトではなく、
わたしのカラダが女性を痛烈に欲しい
と思うような状態ではないというコト
なんだと思います」


べにさんは、カラダの状態と言う部分
に興味を引かれたようでしたが、言葉
を選びながら、次の質問をしました。


「特別な気持ちを感じた女性とは、そ
の後、どのように付き合って行くんで
すか?奥さんと付き合う前に恋人は居
たんですか?」


わたしは照れながら、


「実はカミさんが初めての女性でした。
付き合ってる女性は小学生の時からい
ましたが、肉体関係が出来た女性と、
そうならない女性とは全く別物だとい
うコトを、その時初めて知りました」


彼女は驚いて、


「えっ?奥さんが初めての女性だった
んですか?それは珍しい。じゃあ、そ
の後の女性遍歴はかなりってコトです
よね?」


そう訊きました。わたしは、


「初対面の人とこんな話をしててもい
いんだろうか?まあ、何かの参考にな
ればいいか…。たいした参考にもなら
ないと思いますが…。訊きたいコトは
話せる限り答えましょう。たいした女
性遍歴はありませんよ。カミさん、恋
人、と、あと一人。風俗へは何回か行
ったコトはありますが…」


と答えると、彼女が不思議なツッコミ
方をして来ました。


「それにしては手練れのような発言が
ありましたよね?元の旦那と10年一緒
に居てほとんどイッたコトないなんて
誇張してるって言ってましたけど…、
失礼ですがその程度の経験だとあなた
も女性をほとんどイカセたコトがない
部類ではないんですか?ただ、雰囲気
的には、手練れのような気もするんだ
けど…」


わたしは本当に不思議だったので、


「経験した人数と手練れかどうかなん
て、どういう関係があるんですか?ひ
とりの女性と毎日毎日、今日はどこが
感じるか、とか、昨日とどう違うか、
とか、楽しくて楽しくてどんどん女性
のカラダに詳しくなって、凄い経験値
を持ってるコトにはなりませんか?そ
ういう付き合い方をしているオトコの
方が女性の扱い方には慣れてると、わ
たしは思うんだけどなあ…。毎日女性
が違っていたら、同じ所でも日によっ
て感じ方が違うとか、そういう反応の
違いなんか、解んないんじゃないかな
あ…」


そう答えると、べにさんはものすごく
興味を持ったようでした。


「えっ?毎日毎日、同じ女性をイカセ
てたんですか?同じ女性で飽きたり、
よそ見したりしたくならなかったんで
すか?」


彼女は本当に不思議そうに訊きました。


「カミさんが素敵な女性だったからだ
と思います。初めてカミさんとした時、
中に入ったら気持ちよくて、本当に3
擦り半でした。出そうになって慌てて
抜いて、お腹の上に出した時、彼女が
『あったか~い。気持ちいい~』って
優しく笑ってくれたんです。わたしは
彼女に『いいなあ…。こんなに気持ち
いいモノ、持ってて』と言うと、彼女
は『あなただって、こんなに固くて気
持ちいいモノ持ってるじゃない?お互
い様だよ』ってふたりで笑いました。
もっと中で動き回らないと彼女を気持
ちよくしてあげられないんじゃないか
?とか、どうしたらもっともっと気持
ちよくなるんだろう?とか毎日いろい
ろと試しているうちに、半年くらい経
ったら、毎回彼女が30回はイクように
なっていました。必ず、最後は彼女が
『今夜はもう寝かして。お願い』って
言うようになりました。彼女が疲れ切
らないように、体力をなるべく使わな
いで気持ちよくするには、どうしたら
いいんだろう?とか、試してみるコト
は後を絶ちませんでした。だから一人
とだけしていても、いくらでも気持ち
よく出来るようにはなりますよ」


べにさんは、ちょっとごめんなさいと
慌ててトイレに立ちました。帰って来
るなり、わたしを恨むような目で見る
と、言いました。


「…凄く、濡れてました。話だけでも
強烈です。で、私のコトも話した方が
いいよなあ…と思ったんですけど、今
は聞かせてもらってもいいですか?私
が知らない世界なので…」


と言うので、


「いえ、ご結婚されてたんですから知
ってるでしょう?お子さんもいらっし
ゃるんだし…。もっとも、お忙しいで
しょうから、毎日ではなかったかも知
れないけど…」


わたしがそう言うと、彼女は慌てて、


「私に子供は居ませんよ。さっきのは
女医さんの離婚で多いパターンを言っ
ただけで、わたしは子供はまだです。
さすがに子供が居たら、『抱いてくだ
さい』とは言わないでしょう?」


と言うのでした。わたしは少し残念だ
なあ…と思ったので、


「ああ、そうですか。それは失礼しま
した。子供を育てていようがいまいが
女性の魅力には関係ないと思いますが
…。わたしは、どちらかと言えば子供
を育てた経験のある女性の方が好きで
す。女性は男性よりずーっと、違う魅
力が出て来るところが素敵だなあ…と
思っています。例えばご年配でお孫さ
んに『おばあちゃん!』と呼ばれてる
女性を見ると、幸せそうでいいなあ…
と思います。男はおじいちゃんになる
と老いが目立ちますが、女性はいくつ
になっても素敵だなあ…と思います」


べにさんは


「その辺は変わってますね。男なんて
女房と畳は新しい方がいいって誰もが
思ってるのかと思ってました」


と言って笑いました。反論しようとす
ると、それを遮(さえぎ)って、


「一晩で30回もイクってどんな感じに
なるんでしょう?前戯の段階からイク
ってコトですよね?挿入前にもそんな
にイクって、例えばどんな感じなんで
すか?できるだけ具体的にお願いしま
す。私にはイメージが出来ないので、
想像できるレベルに噛み砕いて教えて
ください!」


彼女は真剣に訊いています。


「う~ん。どう言えばいいんだろう?
じゃあ、わたしが彼女にするコトを伝
えればいいのかな?彼女が『イクッ!』
って言っても《あ、今のはちょっと気
持ちよかったけどイッテはいないな》
とか感じる時もあるし、日によっては
昨日はすごく感じた所があんまり感じ
てないコトもあって、どうすればどう
なるって決まったコトなんて一つもな
いんです。まあ、そのライブ感がたま
らないんですけどね。女性のカラダは
毎日生まれ変わるんです。だから、唇、
胸、乳首、腰、膝の裏、太腿、性器…、
もういろんなパーツを、指や舌や唇や
性器で愛撫する訳ですが…、ガシガシ
力づくで攻めるより、相手の反応を楽
しみながら、できるだけゆっくり動い
てチューニングして行くイメージです。
特に乳首はその日のイキ方を決めるく
らい大切です。女性のカラダは乳首で
スイッチが入る場合が多いような気が
します。『今日はどっちの乳首が感じ
る?』って訊いておいて、反応を見て
『あ、こっちだね!』と言うと、女性
はその後、ほぼ絶対そっちの乳首で感
じてイッちゃいますよね?女性も自分
から思いっきりイキたいんですよ。そ
れを上手に引き出してあげれば、もの
すごく敏感で素敵なカラダになります
よ。その時のキャパによるんですけど
ゆっくり充分に感じられるようにチュ
ーニングして行くと、限界を超えた時
に失神しちゃうんですよね。その後の
意識が戻る時の恥ずかしそうな感じは
何度見ても本当に可愛いと思います」


彼女は本当に驚いた顔をしていました。
そして、


「奥さんも恋人も失神させたコトがあ
るんですか?」


と言うので、


「ええ。もう一人もです。風俗嬢も一
人だけ失神させたコトがあります。時
間内に終わらなくてフロントから電話
がかかって来たので、今、失神してる
んだけど…って言ったら、目が覚める
まで寝かしてやってください、お客さ
んは延長になっちゃうけど…って言わ
れたコトがあります。それからは風俗
では愛撫はしないコトにしましたけど
ね。あははは」


べにさんは、うそ…、と呟いていまし
た。たまに、看護師さんで失神したと
いう話をしている人がいるんだそうで
すが、嘘だと思っていたんだそうです。
理由を聞いたら、女医で失神したとい
う話をする人は一人も聞いたコトがな
いからだそうです。


「普通はカラダが馴染んでから性感帯
を脳が処理できるキャパを越えるだけ
感じさせると失神するコトがあるんで
すよ。例えばキスしながら、乳首をつ
まんで挿入しながら恥骨でクリを抑え
てキスをずらしながら、耳に舌を入れ
たりした瞬間に『あっ…』て失神しち
ゃうコトがあるんです。毎回ではない
し、どんなタイミングでそうなるかも
決まってはいないコトですから、期待
されても必ずできるモノじゃないんで
すけどね…」


彼女はさらにいくつかの質問をして来
ました。肉体的なモノと精神的なモノ
と、両方の質問です。わたしは…。


続きは次回~その3~でお伝えします。
今回も長文にお付き合いくださり、あ
りがとうございました。次回を、待っ
ててください。現時点では次回が最終
話の予定です。