hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

『インターネットビジネスマニフェスト完全版』byリッチ・シェフレン

ご来訪いただき、有難うございます!


タイトルの
『インターネットビジネスマニフェスト完全版』
という書籍をご存知でしょうか?


リッチ・シェフレンという人が書いた
本です。


この人は『Guru's Guru』=権威者の中
の権威者、と呼ばれるマーケターです。


「何がグルズグルと言わせる部分なの
だろう?」


そう思って読み始めたら、なるほど!


これは、そう言われるだろうなあ…と
納得してしまいました。


1章の最後に出て来る図表が、全ての
読者の共感を誘うのです。


インターネットビジネスを始めるには
12の経済活動が必要だと説きます。


その12とは、


1、コンテンツ制作活動
2、リスト関連の活動
3、財務活動
4、技術活動
5、システム活動
6、セールス活動
7、トラフィック活動
8、クライアントリレーション活動
9、マーケティング分析
10、ビジネス構築活動
11、法令順守
12、アフィリエイトマーケティング活動


この12の経済活動にはさらに細分化し
た要素が加わり、合計89の項目が書か
れています。


インターネットビジネスを学び始めて
最初に挫折しかかるのが、まさにこの
膨大な作業量に出口が見えないから、
お金を稼げるようになる仕組み作りで
何年かかるんだろう?と不安になる事
ではないでしょうか?


リッチ・シェフレンは、最初から一人
でやろうとせず、自分のビジネスがど
こかを探して分業化するように言って
います。


しかし、ネットビジネスでうまく行か
ないと感じる人の大多数は、その分業
を誰とやればいいのかが解らない訳で
す。それがわかっても、ビジネスとし
て一緒にやりたいような人は高かった
りして組めない人だったりする訳です。



そこで彼はアウトタスキングではなく
アウトソーシングしなさい、というん
です。アウトタスキングは安く上げる
ための方法だと言っています。


しかし、アウトソーシングなら、その
ジャンルはその相手に質も含めて依頼
できると言っています。


これはビジネス・パートナーを見つけ
なさい、というコトだと思います。


若くて失敗も出来るうちはとても参考
になる意見です。


しかし、ある程度の年齢を重ねて失敗
は出来ない状態ではなかなかそういう
戦略は取れないんですよね。


何せ彼が89項目を挙げた図のような物
を、わたしが以前自分で書いたモノが
あるんですけど、その図にはやるべき
項目が365もあるんです。


1日に1つずつやったら、項目を全部
潰すだけで1年かかるんです。これを
どうやって簡便に済ますかを試行錯誤
しながら、取り組んでいるのに、アウ
トソーシングしなさい、というのは、
たぶん簡単だし正しいんだと思います。


システム的な項目なんか100を超えて
います。


だから少し勉強した人は、そうだよ、
こんなにやることがあるんだよと共感
するんだと思います。


でも、わたしは自分でやった上でこう
するのがいい!と言えるようになりた
いなあ(^o^)。


そして、やった上で、アウトソーシン
グが1番いい、というコトになるんだ
ったら、最初からアウトソーシングし
ましょう、というコトなんでしょうけ
ど、何でも出来た上で、効率を考えた
アドバイスと、効率と稼ぎを考えて、
自分で全てを出来る訳ではない人が、
最初からアウトソーシングから始める
のとでは、中身が全然変わって来ると
思います。


いろんなサイトがありますし、いろん
なシステムがあります。各自で使いや
すいカスタマイズが施されたシステム
もあります。


でも、結局、何を売っているのか?が
1番肝心なコトだと思います。仕組み
に時間を掛け過ぎてもいけないんだと
思いますし、掛けな過ぎてもいけない
と思います。


今回、リッチ・シェフレンを読んで、
痛烈に思ったのは英語で読んでみたい
というコトでした。


日本語の書籍としては、ジェイ・エイ
ブラハムの『限界はあなたの頭の中に
しかない』(島藤真澄・訳)の方が数段
素晴しい本でした。


今回、リッチ・シェフレンの訳は中谷
佳正さんです。彼はきっとリッチ・シ
ェフレンさんに心酔しているんだと思
います。読者がどう受け取るか?で訳
してくれたら、テイストが変わったと
思います。


今、改めてジェイ・エイブラハムを読
んでいますが、島藤真澄さんは、ジェ
イが伝えたいコトをインタビューしな
がら、「思い」を訳してくれました。


中谷さんは、リッチが伝えたいコトを
自分の理解で訳している印象を持ちま
した。


神様がしたことを人間が書いた聖書の
ようなわかりにくさです。


島藤さんは、訳語を使い方のシチュエ
ーションに応じて変えてくれています。


そういう言葉や思いの壁を取っ払った
語学力が欲しいなあ…と強く思った本
です。


ただ、いま一つインターネットビジネ
スに踏み出せない人は読んでみると、
1歩目を踏み出したくなる本です。