hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

人間は動物。動くモノなんです。

ご来訪いただき、有難うございます!


人間も50代後半になって来るといろい
ろとガタが出て来ます。ここのところ
続けざまにガタガタ来てます(笑)。


先月末には左足の付け根付近の外側に
激痛が走り、仕事を休んで整形外科に
行って来ました。レントゲンを撮って
も何も映らず、触診の痛い所を診て、
先生が痛風だと診断してくれて、ロキ
ソニンを出してくれたのでその日のう
ちに痛みは治まりました。


かかりつけ医ってありがたいモノです。


先週の月曜日には、朝、集合場所のす
ぐ近くの横断歩道を渡っている時に、
信号が点滅し始めたので、軽く小走り
で渡ろうと思ったのですが、その時、
ほんの1㎝くらいの段差につまづいて
転んでしまいました。先頭で信号待ち
をしていたクルマの運転手がビックリ
して座席から乗り出すくらい派手に転
びました。その場では、恥ずかしくて
すぐに起き上がり、何事もなかったか
のように歩き始めましたが、少し時間
が経ったお昼頃には普通に歩けない程
左ひざの辺りが痛くなり、右肘も痛く
て袖やズボンをめくって、痛い所を見
てみると、見事に皮が剥がれていて血
もだいぶ出ています。リンパ液も流れ
ているので、なかなか固まってくれま
せん。その上、朝に飲む薬の中にバイ
アスピリンという血をサラサラにする
薬が入っているので、更に固まりにく
い訳です。


何とか足を引き摺りながら夕方まで仕
事をして、家に帰ってゆっくり左膝を
見てみると、膝のお皿の辺りが倍以上
に腫れています。もしかすると骨が折
れているんじゃないかと心配になって
翌日は午前中に整形外科に行って、レ
ントゲンを撮ってもらうと、骨もお皿
も無事だけど、これだけ腫れるとしば
らくは腫れがひかないかも知れないか
ら、無理せずに出来るだけ安静にして
いるように言われました。


転んだだけで、打撲で仕事を休まない
といけないほどダメージを受けてしま
うのは年を取った証拠だなあ…と思い、


「いやあ、ジジイになっちゃったなあ」


と言うと、先生が


「若い時は前に倒れると胸等の上半身
を打ちやすいんだけど、年を取ると膝
等の骨折や足の打撲等の下半身のケガ
が増えるんだよね」


と言いました。わたしは、


「若い時は転んだくらいじゃあまり大
ケガにはならないのに、年を取るとど
うして大ケガになっちゃうんですか」


と訊いてみました。先生は、


「体が固くなってるから、というのが
答えかな?それに動いている速度が遅
くなって行くっていうのも理由かな」


と答えてくれた後、付け加えました。


「アスファルトを膝で思いっきり蹴る
コトなんてあんまりないだろう?体が
固くなって動くスピードも遅いから、
下半身を打ち付けやすいんだけど、そ
の時に出来るだけ体を支えようとヘン
な力を入れてしまうんだ。その結果、
アスファルトを思いっきり膝蹴りする
コトになる…」


とても納得しました。以前はこういう
状態になると、思うように動けないの
で少し不機嫌になったりしましたが、
最近では、むしろ普通に歩ける状態に
感謝する気持ちが強くなって来ました。


感謝した上で、今は少しゆっくりしな
さいって神様がおっしゃっているんだ
ろうな、じゃあ、お言葉に甘えてちょ
っとのんびりさせてもらおうかな?と
いう感じなので、何だかいつも笑って
います。


今日はJ大医学部付属練馬病院へ循環器
の定期健診で行って来ました。今日で
1年に一回等の定期検診はもう要らな
いですね、というコトになる程、心臓
の方は回復したようです。


実はこの病院、少し前に新型コロナの
クラスターが発生した、とニュースに
なった所です。事前に日程をずらすか
どうか、先生から電話を頂きました。


状況を確認した上で、予定通り定期検
診に行って来た訳ですが、患者さんを
24時間監視体制を敷いて見張るコトな
んて出来ませんよね?


元々J病院は、コロナ患者を受け入れて
来たので、感染に対する処置は適切だ
った筈なのに、どうして今回に限って
そんなコトになったのだろう?と疑問
でした。でも、どうしても誰かに逢い
たい患者さんが居て、その相手も患者
さんと同じ気持ちだったら、病院側が
いくら注意していても、完全に管理す
るのはなかなか難しいコトだと思いま
す。詳しいコトは教えてもらえません
が、話としてはそういう流れだったよ
うです。


「定期検診を終了するのに際して何か
訊いておきたいコトはありませんか?」


先生がそう言ってくださったので、


「以前、先生は心臓のコトを考えると
適度な運動を心掛けてください、と仰
ったのでわたしが軽い運動をしようと
したところ、腎臓の主治医から、運動
をして老廃物を増やすなんて自殺行為
だからとんでもない、と言われて結果
わたしは働きながら適度な運動が出来
るような仕事を選んで現在に至ってい
ます。おかげさまで体調も良く、感謝
していますが、そういう相対するアド
バイスを受けたような場合、どうやっ
て判断すればいいんでしょうか?」


と わたしは訊いてみました。先生は


「ああ、そういうコトがありましたね。
基本だけ守っていればいいと思います。
腎臓の先生も心臓のわたしもどちらも
正しいコトを言っていると思います。
そういう時は、基本に立ち返ればいい。
人間は動物。動くモノなんです。まず、
動いてみて体調が悪くなったり検査の
数値が悪くなったりしたら安静にして
様子を見る。動けそうなら動いてみる。
そのバランス感覚が大切だと思います。
病気になって、せっかく人より体の調
子に敏感になるチャンスが与えられた
んだから、カラダとの対話を楽しんで
ください。今、あなたの感覚は順調だ
と思いますよ」


そうおっしゃってくださいました。


人間は動物。動くモノなんです。


この言葉、名言だと思いませんか?


病気やケガは人の心を成長させてくれ
る特効薬だなあ…と思います。


当たり前のコトのようですが、説得力
のある言葉だと思うんです。加齢によ
る多少の不具合があっても、まだまだ
動きながら生きて行ける幸せを味わっ
て行こうと思います(^o^)v。