hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

「グローバル化」って「国際化」とは全く別モノですよ(^o^)/

ご来訪いただき、有難うございます!


前回『「正義」と「悟り」』というタ
イトル記事の最後から2つめのパラグ
ラフで、


「日本は、宇宙船地球号の乗組員です。
グローバルに考えて、世界がいい方向
に向かうように舵を取る国の中の一つ
です。それなのに、自国内の舵取りで
間違えているようじゃ、世界に目を向
けることさえ出来ません。」


と書きました。すると、こんなメッセ
ージをいただきました。


「おっしゃる通りだと思います。日本
はもっと国際化を推進すべきだと思い
ます。日本の政治は内向きな感じがし
ていたので、とても共感しました」


このメッセージをいただいた方に少し
長いメッセージを返信しました。


どんな内容を返信したと思いますか?


このメッセージをくださった方から、
名前を出さなければ内容は出していた
だいて結構です、むしろ、皆さんにも
教えてさし上げてください、との一言
をいただいたので、今回の記事は


『「グローバル化」って「国際化」と
は全く別モノですよ(^O^)/』


というタイトルに決めました。返信の
タイトルと同じです。教える、という
よりは、私見ですけど…。


       *


わたしが大学生の頃から、グローバル
という言葉が使われるようになって来
ました。当時は、まさに「国際化」と
訳す人がたくさんいました。わたしは
インターナショナルとグローバルの違
いって何だろう?と思っていました。
が、どちらも訳語は国際(的)だよな…
という間違った感覚のまま、しばらく
過ごしていました。


その疑問を抱き続けて約10年過ぎた頃、


『インデペンデンスデイ』(1996年作)


という映画を観ました。デブリン&エ
メリッヒの作品で、わたしの1番好き
な洋画です。宇宙からの侵略者が直径
26㎞の超巨大UFOで世界の主要都市の
上にいくつもやって来たら、国なんか
関係なく宇宙船地球号の乗組員たる各
国首脳は地球を守るために一つになる
と思いませんか?


その状況を認識した途端、


「あ、これがグローバルだ!」


というふうに理解しました。同時にイ
ンターナショナルとグローバルの違い
もハッキリと判りました。


インターナショナルはまさに国(Nation)
の際(inter=きわ)の問題なので「国
際(的)」という訳語がいいと思いま
すが、グローバルはグローブが元なの
で、「地球(的)」という訳語がいい
と思います。


以前は、国が違えば気候や考え方が違
うから、国の入り口の問題、つまり国
際化というのが世界を捉える上で必要
な概念でした。


でも今はもう地球規模で考えないと環
境問題一つ取っても解決策に向かわな
い状況になって来たと思いませんか?


これは、物理的な移動手段が航空機を
はじめ高速化が進み、宇宙研究のロケ
ット実験等も可能になったコトや、情
報の巡るスピードがとても速くなり、
地球の裏側で起こっているコトでも瞬
時に知るコトが出来るようになったコ
トと連動していると思います。


つまり、地球は狭くなっているんだと
思います。物理的にも、情報的にも。


「国際的」という時、国がそれぞれに
独立していて各国ごとに主張が違うコ
トが前提でその協調できるポイントを
探るイメージなのに対し、「地球的」
という時は、地球にとって良いと思わ
れるコトから考えて行き、各国の異な
る主張はどうやって協調出来るか?と
いう考え方のベースが違う、と思いま
す。


「国際的」は各国がベース、「地球的」
は地球がベース。ミクロがベースか、
マクロがベースか、という違いです。


つまり、立場としては全く異なる概念
だと思います。


あなたが、あなたの言葉でメッセージ
をくださったので、わたしの考えとの
違いをお伝えするコトが出来ました。


ありがとうございます。これからも、
メッセージやコメントをくださいね。


       *


こんな返信をしました。


これから世界を考える時はグローバル
に考えるコトが大切だと思います。イ
ンターナショナルに考えていたから、
次々と環境破壊を繰り返して来たのか
も知れません。まず、グローバルに考
えてみるコトから始めませんか?