ご来訪いただき、有難うございます！

いやー、ご無沙汰してしまいました。

たくさん「いいね！」を有難うござい
ます。とても励みになっています。

ここ２週間ほど、とても忙しかったん
です。仕事にもドクターストップが掛
かってしまい、様々な検査漬けの日々
でした。

去年の10月頃から少し体の方に問題が
ありました。貧血だ、という数値が出
ていたのですが、原因がわかりません
でした。検便を何度もしたり、胃カメ
ラを飲んだり、大腸内視鏡検査をした
らＳ状結腸に高度癒着が見つかり大腸
をＣＴでスキャンして、画像を作成し
て診断してもらったり…。そんなコト
をしているうちにものすごく悪い数値
になってしまいました。

今年の２月中旬と比較すると激減です。

　　　　　　　　　２月　　 ６月

血色素量(Hb) 　　　9.9　→　6.9

ヘマトクリット　　 30.7　→　22.1

ちなみに血色素量(ヘモグロビン)の男
性の標準値は13.6～18.3。
ヘマトクリットの男性の標準値は、
40.4～51.9　くらいと言われていて、
どちらも最低水準の半分くらいしか無
い訳です。

さすがにお医者さんも慌てて、土曜日
と木曜日の２回、輸血を実施しました。
それでも、改善される方向ではなく、
倒れるのを何とか防いでいるレベルで
入院まで、あと何度か輸血の必要があ
るようです。

貧血に対する対症療法をするだけで、
原因がわからないコトにはどういう治
療をするべきなのかが決まりません。

来週には入院前に小腸カプセル内視鏡
の検査をしたり、仕事も最近はドクタ
ーストップをかけられて検査を優先す
るようにアドバイスを受けたりしてい
ます。

今、どのような状況かと言うと…。

いつ心筋梗塞を起こしてもおかしくな
い状態ですよ、と言われて、カミさん
も少し不安になったようです。先週は
ほとんどカミさんにも仕事を休んでも
らって、病院での検査には全部付き添
ってもらいました。

そんな中で、原因らしき可能性が一つ
見つかりました。去年の10月に検査し
ていた胃カメラの写真で既に写ってい
ました。胃の出口(吻門部)に出血はし
ていないのですが、かなり何か所も、
ただれたような跡がありました。それ
が透析時に血をサラサラにする薬を投
与しながら治療するので、透析をする
たびに出血しているのではないか？と
いう仮説が立った訳です。そのただれ
の部分が10月の胃カメラの写真より、
６月の写真の方が鮮明な傷に見えたの
で、そういう仮説が立ったそうです。

その写真を見せてもらいましたが、素
人のわたしが見ても10月の写真で異常
には気付くレベルの写真でした。とこ
ろがドクターは貧血の原因を探してい
たので、出血していない傷だった時点
で、その傷は見逃してしまっていた訳
です。

今後は必ず検査後のデータは見せても
らう約束をしました。わたしが見てい
たら、少なくとも「このただれはヘパ
リンを投与しても出血はしませんか」
くらいのコトは訊けたと思う、と言っ
たからです。ドクターもその写真を撮
ったドクターではなかったのですが、
わたしと同じように考えたと思う、と
言っていました。

今回、さらにそのただれが鮮明になっ
ていなかったとしても、この部分の細
胞検査等を行って、詳しく調べたいと
思う傷だよね、と言っていました。

そのおかげで10か月も原因究明が遅れ
数値的にも酷い結果になっているコト
を考えると、ドクターは想像力がない
と致命的なミスを犯す、というコトな
んだと思います。

胃カメラでも大腸内視鏡でも原因はわ
からない、と言われていた時は造血部
分に問題があると思っていました。つ
まり、血を作る方の問題だと思ってい
ました。

しかし、わたしの主治医は造血の方の
問題ではなくて、どこかで出血してい
るコトによる貧血だと考える方が納得
できる数値なんだよね…、と言い続け
ていました。造血の方の数値は悪くな
いのに対して、赤血球やヘマトクリッ
トが維持できていない、つまりどこか
に出血している箇所がある、と考える
のが自然だ、と言っていました。

貧血の具体的な症状なんて、わたしは
感じていません。が、約２週間前に、
寝る前に心臓がバクバクしたような感
じがした、と言った途端、現状の貧血
の数値から判断して、心筋梗塞がいつ
起こっても不思議ではない、と言われ
ました。メカニズムとしては、血が薄
くなっているため、カラダは末端の血
管まで血が行き渡っていない、と判断
してしまい、さらに強く心臓を動かす
んだそうです。そのうちに心臓が疲れ
てしまい、心筋梗塞が起きやすくなる
んだそうです。

ここ最近、そういう状態に急激になっ
たのには、何か思い当たる原因がある
か？とドクターに訊かれました。わた
しの悪いクセが出たのかも知れません。

何か夢中になるコトがあると、眠る時
間を削ってしまうクセです。出版の企
画を考えながら、どんなジャンルの本
が出せるだろう？と考えるのは、メチ
ャメチャ楽しかったんです。気が付く
と、もう明るい、なんてコトが何日か
ありました。少しだけ寝て、仕事に行
ったり、そのまま作業をして、どうせ
透析の時は、ずーっと寝てられるんだ
から…と考えたりしていたので、出版
の話をいただいた翌週の睡眠時間は、
１週間で10時間もなかったかも知れま
せん。

自分のからだが本当に弱くなって頑張
れなくなったんだなあ…と思いながら
寝ていると、夢に親父が出て来ました。

むかし、親父が夕飯を食べながら言っ
ていたシーンが浮かんで来ました。

「『がんばれ』っていう応援の言葉は
俺達が子供の頃には無かったんだよ。
元々『がんばる』っていう言葉は自分
のために『我を張る』ってコトだから
『あいつ、あんなに頑張らなくてもい
いのになあ』という使い方だったんだ。
ところがNHKの水泳の放送でもう一寸
で勝てる！っていう時にアナウンサー
が『前畑ガンバレ、前畑ガンバレ！』
って叫んだんだ。それ以来、がんばれ
っていう言葉は応援の言葉に変わっち
ゃったんだよなあ…」

今回、まさにわたしは『我を張』って
しまった形になってしまいました。少
し頑張ってしまったために、自分の仕
事も休んで仕事仲間に迷惑をかけてし
まっただけでなく、カミさんの仕事も
休ませてしまい、カミさんばかりかカ
ミさんの職場のお仲間さん達にも迷惑
をかけてしまいました。

まさに

「あいつ、あんなに頑張らなくてもい
いのになあ」

という状態を作ってしまった訳です。

カミさんは、仕事を休んで病院に付き
添ってくれる理由を訊くと

「仕事から帰って来たら冷たくなって
た、っていう状態だけは避けたいから
ね」

と憎まれ口を叩きながら、内心は心配
してくれているんだと勝手に思ってい
ます。あ～、ありがたや、ありがたや。

頑張るコトって、いいコトなんでしょ
うか？最近は、あまりいいコトだとは
思えなくなって来ました。

自分が何かを実現する時にがんばる。

友達が何かを実現したいと言っては、
「がんばれ！」と応援し、

子供がどこの学校に入りたい！と言え
ば、「がんばれ！」と応援する。

ごく当たり前のコトだと思っていまし
た。

ところが今回、出版のお話をいただい
て企画を立てるのに少し「がんば」っ
てしまいました。あっという間に体調
を崩しました。

どんなふうにがんばってしまったのか？
と言うと、過去のデータがジャンル毎
に何字くらいのボリュームがあるか？
を調べ、新規に何字くらいの書き下ろ
し部分を書き足せばいいんだろうか？
という企画を作っていた訳です。とて
も楽しくて、寝る時間を忘れて取り組
んでしまいました。

結局、いろいろな予定を遅らせてしま
う結果を招いてしまいました。

電子出版までの時間も少し遅くなるか
も知れません。

これからはあまり頑張らずにコツコツ
進めて行こうと思います。急激な行動
より地道な進行の方が今のわたしには
合っているんだと思います。

間違いのないように、念のため申し添
えますが、全ての人に頑張るな！と言
っている訳ではありません。頑張れる
人は頑張っていいと思います。

無理をすると他の人に影響が出ちゃう
人は、無理せず出来る範囲でやればい
いと思うようになった、というコトで
す。わたしは、この年になってやっと
そういう境地にたどり着きましたが、
ウチには無理をしないコトに関しては
達人級の人間が居ます。

ムスメです。見事なくらい睡眠優先で
す。でも、ムスメの寝顔は見てる人を
幸せにするような、気持ち良さそうな
寝顔なので、まあ良しとしましょう。

ムスメと、そのハハであるカミさんが
北海道へと出発しました。ジャニヲタ
のムスメなので、札幌ドームへ参戦で
す。ジャニー喜多川社長の訃報から、
誰のブログではこう言ってる、とか、
誰のツイートでは泣いた、とか言いな
がら、いろいろ紹介されました。その
中で２人、特に印象に残っている文章
があります。

ひとりは、関ジャニ∞の横山裕さん。
もう一人は、ジャニーズWESTの桐山
照史さん。

横山さんのは、彼の名前の由来がわか
って、なぜ裕(ゆう)なのか、彼の生い
立ちを聞くとジャニーさんの存在がい
かに大きいモノだったのか、かなり，
グッと来ました。

桐山さんのは、ブログの最後の言葉で
泣けます。ジャニーさんとの会話が最
初に紹介されています。最後に「ジャ
ニーさん、お腹空きました」で終わり
ます。

ブログを読んでもらうのが１番だと思
って自分で探してみたけど、ファンク
ラブとかに入ってないと読めないのか
も知れません。見つけることが出来ま
せんでした。

ムスメは、関ジャニ∞、ジャニーズW
ESTの大ファンですが、わたしはKISS
を中学２年の時から見て来ました。そ
のKISSがラストツアーで年末来日しま
す。観に行きたいなあ…。観たいと思
うライブに行けるくらいの健康と、そ
れくらい観たいモノは観に行って楽し
める余裕が欲しいと思います。KISS、
Char、ピンクレディー…。ライブに行
きたいなあ…。カミさんとムスメから
は、海鮮が鬼うまい！というラインが
入っています。

そういう喜びをもっと感じながら生き
るのが、本当は楽しくて生き甲斐もあ
って、１番いいんだろうなあ…。

ちょっと自分の生き方をもう少し考え
てみます。というか、いくつになって
も、その繰り返しこそが人生なのかも
知れませんね(^o^)。