hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

えっ?「商品(モノ)の本質」ってそんなに詐欺っぽいモノなの?

ご来訪いただき、有難うございます!


前回、『商品(モノ)の本質』という題
の記事を書きました。おかげさまで、
にほんブログ村の「ベンチャーブログ」
「起業家志望」「小説家」という3つ
のジャンルの注目記事で1位をいただ
きました。本当に有難うございます。


ただ、コメントは全くいただけなかっ
たのですが、ブログのメッセージや、
Facebookのメッセンジャーや友達か
らはメール等で、質問をいただきまし
た。全部で8つもご質問のメッセージ
をいただいたのですが、その内容は全
て同じ内容でした。


「『商品(モノ)の本質』が名前価格
だって言っていますが、そんなに詐欺
っぽい本質なんてウソだと思います。
本当は商品(モノ)の本質って何ですか?」


というような内容です。


ここで誤解のないように改めて言って
おきます。商品(モノ)の本質は名前と
価格です。名前は商品名のコト、価格
は値段のコトです。


例えば、コカ・コーラを例に取って説
明してみましょうか。


ほとんどの人は、コカ・コーラと言え
ば茶色いシャワシャワした液体のコト
を言うと思っているかも知れませんが
コカ・コーラ社が透明のコーラを出し
ました。これは明らかに今までのコカ
・コーラとは違います。しかし、コカ
・コーラ社が「これはコーラだ!」と
言って売れば、これもコカ・コーラな
んです。価格は清涼飲料水を買う価格
帯であれば、商品としての価値も維持
したまま市場に出て来るコトになりま
す。つまり、名前と価格が商品の本質
だというコトになります。


もう一つ、例をあげましょう。保険商
品は、名前と価格の代表選手です。保
険証券という紙にお金を払っている訳
ではありませんよね?例えば自動車総
合保険に入ったとしましょう。事故を
起こしてしまった時に受けられるサー
ビスそのものが商品です。そのサービ
スを実行してもらうための契約にお金
を払っています。ただ、そのサービス
を提供する側は、その契約を受けた人
がサービスを実行する訳ではありませ
ん。例えば事故損害センター等の事故
調査する部署の人や、お金を支払う担
当部署の人、等々…、そのサービスを
提供するためのシステムを構築し、そ
の仕組みを社内に持つコトで、外務員
等の営業活動をする人が安心して契約
を取って来られる訳です。もし事故を
起こさなければ保険料は更新時には安
くなると思いますが、それは無事故割
引等のシステムで安くなって行くんで
す。保険料は無事故でも返って来ませ
んが、これは全く詐欺ではありません。
むしろ、無事故で良かったと喜ぶべき
コトですよね?


わたしがやっていたコンサルテーショ
ンは、何か導入したシステムに業務を
適応させて行くような場合は最初から
目的は決まっているのでそれほど難し
くはありませんが、まず最初の一か月
は相手の社内業務を観察して報告書を
提出し、どの業務をどのように改善す
るコトで、どんな社内改革を進めて行
くか、を提案するところから始める場
合もあり、改善目標を見つける所から
が契約内容だったりしましたから、ま
さに商品内容は契約後に決まる場合も
数多くありました。


そういう場合、こちらのスタッフや維
持費等から契約金額を割り出し、この
会社の潜在的な能力を実績等から告知
するコトが営業活動そのものだったり
守秘義務契約がある場合は内容は外に
出せないので告知できずに仕事の依頼
を取らなければならないので、お客さ
んからの紹介をいただいたりすること
が仕事につながる訳で、どんな顧客も
誠心誠意仕事をして、結果を出し続け
るコトが仕事を作り続ける原動力にな
ったりします。


いかがでしょうか?詐欺でも嘘でもな
く、商品(モノ)の本質は、名前と価格
だというコトをおわかりいただけたで
しょうか?


今回のように、わたしの中では当然だ
と思って書いているので、詳しい解説
は書いていない内容でも、多くの人に
は詐欺っぽく感じられたりウソっぽく
感じられたりするコトはあると思いま
す。そういう時は、出来ればコメント
に何か残してください。


あなたが「あれっ?」と思ったコトは
きっと他の誰かも同じように「あれ?」
と思っている可能性が高いと思います。


わたしはできるだけわかりやすく説明
出来るようにして行きたいと思ってい
ます。これからも、ご遠慮なさらずに
ご質問をお願いします。