hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

自分の言葉に説得力を持つ、というコト。

ご来訪いただき、有難うございます!


総裁選も変わり映えのしない自民党ら
しい岸田さんになりましたね。河野さ
んは、安倍陣営を意識して、トーンダ
ウンしたコトが敗戦に繋がりました。


国民を忘れて国会も開かず、総裁選に
一喜一憂している姿を見ても、自民党
支持者が増える程、お目出度い国民に
は丁度いい政治なのかも知れません。


マスコミの総裁選中心の番組構成にも
辟易としていました。野党の主張も、
枝野さん中心にいいコトを言っている
のに、胸に響いて来ないのは何故なん
でしょうか?責任政党としての自覚が
感じられないからなのかなあ…。惜し
い気がします。


いやいや本当に、野党陣営が言ってい
るコトは、いいコトを言っているんで
す。でも、どうもピンと来ないんです
よね…。残念です。


そこで、今回は、説得力を持っている
人とはどんな人か?を書いてみようと
思います。


自分の言葉は、自分が考えているコト
しか選ばない人が、説得力を持ってい
る人だと思うんです。どうにでも取れ
る発言をしたり、誰かに忖度した発言
の多い人は、信用されません。


例えば岸田さん。二階外しを公言した
舌も乾かないうちに二階詣でをするよ
うな言葉と行動が食い違う人を、どう
やって信じろっちゅうんじゃい!と思
いませんか?そんな総理大臣は勘弁し
て欲しい。野党に頑張ってもらって、
政権交代してくれたら少しは良くなる
のになあ…。


私の知っている或るデベロッパーの専
務取締役で素晴しい人が居ました。何
か用事は無くても、突然電話が掛かっ
て来ます


「ご無沙汰しています。お元気ですか
?」


と電話が掛かって来て、


「特に用事があって連絡した訳ではな
いんですけど、とても美味しい店を見
つけたんです。そのお店は和食のお店
なんですけど、魚だけでなく馬刺しも
本当に美味しくて、一緒に行きたいな
あ…と思ったもんだから…。そのお店
は週末は休みで平日はいつでもやって
るんです。お時間取れる日はありませ
んか?」


とか、何か気に入ったモノを見つける
と、連絡をくれるんです。時間を合わ
せて逢いに行くと、本当にいいお店で
わたしも大変満足して、いいお店を紹
介してくれたコトに感謝を伝え、


「ここから近い所に素敵なママの居る
ワインハウスがあるんですけど、少し
飲んで帰りませんか?ご馳走になりっ
ぱなしだと気が引けるので…」


と、もう一軒寄って帰る、というよう
な関係を続けていた相手です。後で知
ったのですが、彼は、日頃から、楽し
く食事をしたいと思える相手とは、い
い仕事ができる、と言っていたそうで
す。3回くらい一緒に食事をした後だ
ったと記憶していますが、おでん屋さ
んに誘われました。新富町のたまたま
わたしも行きつけにしていたおでん屋
さんで、大将と挨拶してるのを聞いて、


「明日、当社へお越し頂けませんか?
お時間は決めていただいていいですよ」


と言われ、伺うと、わたしがお客さん
になって欲しくて仕方なかった会社の
社長が待っていました。専務が、


「彼になら、社長が考えていらっしゃ
る企画を託せると思いますよ。なんせ
私と食が合うんです。彼との食事は、
いつも本当に楽しいんです」


と、その社長に言うと、その社長は、


「〇〇専務と合うんじゃ、舌は間違い
ないですね。お人柄も太鼓判というコ
トですね」


と、とんとん拍子に話が進みました。


この専務のおかげで、わたしが会社を
やっている間、ご無沙汰してる方に用
事がなくても連絡して、この人とは関
係を切りたくないと思う人とは食事や
飲み会など、仕事とは関係なくても、
お逢いし続けて、その人脈を自分のた
めだけでなく、どなたかに紹介するコ
トを含めて、お互いを活かし合う関係
を築くコトを教えていただいたと思っ
ています。


彼がよく言っていたのは、


「自分のために付き合いたい人としか
付き合わないんですよ。不器用なもん
で…」


という言葉です。彼の言う「不器用な
もんで…」という言葉は、わたしには
「短い人生なもんで…」と聞こえまし
た。彼は、いつでも楽しそうな笑顔を
見せてくれました。わたしが何かに悩
んでいる時にも、彼と逢うコトになる
と、解決の糸口が見つかるんです。心
から楽しめる相手と付き合い続ける大
切さを教わりました。


自分の言葉に責任を持つ、というのは
自分の生き方と言葉に齟齬がないコト
だと思います。いつも楽しいと思う相
手としか付き合わない、という人に一
緒にご飯食べに行きましょう、と誘わ
れる快感…。


そして、彼ともいい仕事をいくつもさ
せていただきましたが、彼が紹介して
くれた顧客も、本当にたくさん居まし
た。いつも、彼は、彼が好きな相手の
喜ぶ顔を想像しながら仕事をしていた
んだと思います。


彼との食事会の仲間で大きなプロジェ
クトをやり遂げたコトもあります。再
開発のビッグ・プロジェクトでした。


数年前、お亡くなりになって、お通夜
で顔を合わせた人達が、みんな知り合
いなんです。彼と食べに行ったコトの
ある店に流れて、あ、ここ、俺も連れ
て来てもらったよ、僕も…と、みんな
彼との思い出が生きていました。


そういう生き方したかったなあ…。今
までは、コロナ禍でゆっくり飲んだり
できませんでしたが、明日から早い時
間だとは言え、お酒を飲むコトも出来
るようになりますね。わたしはあまり
お酒は飲めなくなりましたが、彼との
思い出の店を、カミさんと一緒に回ろ
うかなあ…。いいお店を男だけの店に
しておくのももったいないので…。彼
は日本酒が1番好きでした。なかでも
「鶴齢(かくれい)」が美味しく飲め
る料理を出してくれる店をよく知って
いました。


自分も言葉と行動を合わせて、説得力
のある生き方を目指したいと思ってい
ます。




もう1つのペンネーム、安浪蘭人の小
説『分岐点』が最後の「エピローグ」
をアップしました。遅くなって申し訳
ありませんでした。下のタグから飛べ
ますので、読んでみてください。よろ
しくお願いします。