ご来訪いただき、有難うございます!
今日はとてもいい天気です(^o^)v。
花も綺麗に咲いていますし、温かく、
なって来ました。春ですねー。
季節感のある話を始めましょうか。
年に4回出る情報が詰まった情報誌と
言えば、わたしの場合、東洋経済の『
会社四季報』です。
日本という資本主義経済体制の国に居
るので、各季節ごとに企業の状態を知
っていたいと思うからです。株を買う
買わないに関わらず、社会人になって
から、ずーっとチェックしています。
掲載会社数の内訳は、2019年2集では
・東京1部、名古屋1部 2139
・東京2部、名古屋2部 550
・東京マザーズ、名古屋セントレック
ス 288
・札幌、札幌アンビシャス、福岡、福
岡Q-Board 45
・JASDAQ 709
小計 3731
・REIT・外国企業等 69
・ETF・ETN・PRO他 290
・日銀・信金中金 2
・最新上場会社 14
合計 4106
と まあ、3747社の国内企業情報と、
359銘柄の外国企業や投信の情報が網
羅された冊子です。総ページ数は最後
の広告を抜いて2080ページです。
新聞の証券欄に出ている全ての情報を
この1冊で網羅している訳です。
この全ての情報を見て、割安株を探す
のが四半期に1度の楽しみです(^o^)。
今は、どのくらいあるかと言うと…
この付箋の数だけあります。
どうですか?
結構多いと思いませんか?
パッと見ただけでこんなにたくさんの
会社が割安株だというコトがわかりま
す。
もちろん付箋の色ごとに全て意味があ
りますが、まずは、細かいコトはいい
ので、四季報の何を見ると、今の景気
がわかりやすいかをお伝えします。
「PER」と「PBR」を見ます。
PER(Price Earnings Ratio)とは、株価
収益率のコトです。株価÷1株当たり
利益、で計算します。単位は倍。株価
の割安感、割高感を判断する投資尺度
の一つです。
わたしの場合、一桁倍の中にあるかど
うかで判断します。ですから10倍以上
の株は付箋の対象外です。しかも予想
PERのうち、19年より20年の方が数字
が小さい企業を探します。つまり、今
年より来年の方が利益が大きくなって
いる会社です。
では、次です。
PBR(Price Book-value Ratio)とは、
株価純資産倍率のコトです。株価÷
1株当たり純資産、で計算します。
単位は倍。これが何を現わしているか
と言うと、今、その企業の実力通りの
株価を付けていれば、1倍になる、と
いうコトを表します。株価と一株当た
り純資産がイコールになるからです。
これは会社の解散価値と同じです。今
その会社が解散したとします。PBRが
例えば0,2くらいの企業なら純資産の
方があまる訳で、残余財産分配権は大
きくなります。つまり、会社を止めて
も株主は損をしません。安全性を見る
指標だと言えます。
わたしの場合、割安株を探している訳
ですから、1未満の株が付箋対象です
が、0,9とかまで来ていれば、割安感
はあまりないので、外してしまいます。
それで、この付箋が業種に偏りなく、
どの業種にもかなり割安な株が多けれ
ば、まだまだ伸びる可能性があるので
景気がいい、というコトになりますし、
或る業種はあまり割安感がなくなって
いれば、その業種はかなり買われてい
るので見送ります。
例えば今なら教育関係やソフト業界の
株は割高なので買いません。
実は株には、言われてみれば当たり前
なんですけど、言われないと怖くて買
えない相場があります。
その株が過去最高益を出して、株価が
新高値を付けている状態です。この時
は、実は過去の株で高値で買ってシコ
っている人はいない訳で、どこまで行
くのか、相場を見ていて止まった地点
が天井だとわかりますが、止まるまで
わかりません。なので、株価的には、
面白いのですが、わたしは新高値の株
には手を出しません。
買う時には、とにかく割安株の中から
選びます。下値がないような銘柄で、
かつ、業績がいい銘柄を選びます。
この付箋の中から、ピンクの付箋のチ
ャートを調べます。チャートはトレン
ドを四季報の上の方に出ている月足で
見て、上昇傾向にあると思った銘柄は
週足で更に現在の傾向を調べます。
週足も上昇に転じるシグナルが出てい
るかどうか確認して、それが見えれば
買います。元手が数百万あれば、1日
の値動きが毎日10万円以上ある株もあ
るのでデイトレも面白いでしょうが、
今はその元手がないので単位株で5万
円以内で買える株が中心です。
あ、単位株とは市場で買うコトが出来
る最小の単位です。今はほとんどの銘
柄は100株単位で買えます。
ですから株価が500円以下なら5万円
あれば買える訳です。
今回は、銀行株と建設株と卸売業株で
狙っている株があります。
もし、株をやってみたいと思うのであ
れば、まず、3か月かけて、買ったつ
もりになって、3か月間、相場を見続
けてください。
その際、自分の関係している会社の株
を見ていると、面白いですよ。かなり
実態に近い値動きをしているのが判る
と思います。
そして、自分なりにいいと思った銘柄
もしっかり見ておきます。それから、
値上がり、値下がり銘柄も見ておいて
ください。自分で目を付けた銘柄の内、
2/3が思うような動きをするようにな
ったら、次の四季報が出た時にチェッ
クして、その後、安い株を買ってみま
しょう。なかなか思うように動いてく
れないと思ううちは買わなければいい
んです。買わないコトで損はしません
から(^o^)。
自分でお金を出して買ってみると、シ
ミュレーションをしていた時と全く違
う景色として株価が映ると思います。
でも、もし株をやってみたいなら一歩
踏み出さないと経験が積めないので、
そうやってみるコトをお勧めします。
あ、それから大切なコトをもう一つ。
お金が有り余っていない限り、ネット
証券を使うコトをお勧めします。手数
料抜けが全く違います。どれくらい違
うのか?と言うと、ネット証券なら、
10円上がれば利益が出るのに、一般証
券に電話注文をすると、80円上がらな
いと手数料が抜けない、というような
違いがあります。
ですから、3か月のシミュレーション
期間に、どの証券会社の画面が見やす
いか?等をチェックしておいた方がい
いと思います。
わたしのお勧めは、楽天証券かSBI証
券だと思います。松井証券やカブドッ
トコム証券等も人気がありますが、わ
たしは、カブドットコム証券を除いた
3社がいいと思っています。
でも、銀行口座とのリンクを考えると
どうしても最初にあげた2つのうちの
どちらかが便利だと思います。
今度、株のネタを書く時は、チャート
の見方を書こうと思います。ローソク
足と呼ばれる形の意味するトコロや、
チャートのトレンドの見方、なぜ月足
と週足の両方を見た方がいいのか?等、
株価は株価に訊け!を地で行く考え方
に触れられるからです。
株以外にも書きたいネタはいっぱいあ
るし、どれから書こうかなあ…。最近
1つの記事で1週間放置するのがマイ
ブームなので、年間約52個のネタを選
ばないとイケません。もっと短い周期
で更新した方がいいんでしょうか?
う~ん、悩むなあ…えへ(^o^)v。