hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

これからの日本人のライフスタイルを考えてみる!

ご来訪いただき、ありがとうございます。


ちょっと大上段に構えて、これからの

日本人の豊かになるためのライフスタイルを

考えてみました。


まず、みんなが気がついていることとして、

今後、昭和40年代〜50年代にかけてのような

高度経済成長の時期は、ほぼ期待できない、

という事実があります。


それから、終身雇用制は、松下幸之助の死とともに

ほぼほぼ消滅した、という事実もあります。


これは、その後の状態を見る限り、ソフトウェア業界が

牽引した結果に負うところが大きいようです。


なぜか?


自分達が若い時に開発して来たソフトウェアを、

冷静に考えてみてください。


業務の効率化を図るソフト、

ドキュメント(書類)化を図るソフト、

業務管理を受け持つソフト、

部署間のナレッジ(知識、ノウハウ)を共有するソフト、

単純業務を自動化するソフト…等々。


これらを組み合わせると、中間管理職は

要らなくなります。


システムをいじれる人間が少し居て、

営業をできる人間が少し居れば、

会社は機能してしまいます。


つまり、自分達が開発したもので、

自分の雇用を奪って来た訳です。


だとすれば、発想の転換をする必要があります。


どのように発想すべきか?


もちろん自由に発想して構わないのですが、

私が発想した考え方を述べます。


人が少なくて、会社が成り立つようになった、

ということは、経営手腕がものすごく

差を作り出す時代ではなくなったということです。


つまり、誰でも経営者になれる時代になったということです。


私もあなたも、やりたいことで起業すればいい、

ということになります。


ここで1つ、重要なコトを確認しておきます。


いい企業とは、今はどんな企業を言うのでしょうか?


むかしは、ほぼ同じイメージをみんなが抱いていました。


終身雇用で、給料が他の同業より良く、辛抱すれば

それなりのポストも用意される企業だったと思います。


しかし、巨大化し過ぎたことで、小さい仕事や

質の高い仕事をたんたんとこなしていける企業は

減って行きました。


その結果、大企業ほど、質より量の時代になって行き、

そして、心のこもらない仕事を会社のためという

言い訳をかざしながら、やっている企業が

とても増えました。


何だかジュラ紀の恐竜の最期を見る思いです。


今回の三菱自○車等は、その典型だと思われます。


そのことによって、喜んだ人は皆無だと思います。

上司に認められるためにやったのかも知れませんが、

こういう結果が予測できた時点で、進退をかけて

正しい情報を伝えるべきだ、と言った方が、

彼の一生は豊かだった、と思うのです。


株式の暴落を見ても、構造的な要素に

気づいている人の数は、膨大な数です。


失望を感じている人は少なくないのです。


寄らば大樹の陰、という時代は終わりました。

大樹だと思って、草原に1本ある大樹の影に

身を潜めたら、雷が落ちて、感電死したような

状態だと思います。


個人起業はなぜスタンダードにならないのか?


それは、考えることを嫌いな人と、言い訳が好きな人が

ペティーの法則通り、8割以上居るからです。


一生安泰が保証される時代は終わりました。


シャ○プですら、生き残れないのです。


では、これからのいい企業とは、どういう企業を

いうようになるのでしょう?


まず、やったことに対し、ストレートに結果を

割返してくれる企業です。


今から30年も前の話になります。

信じられないかも知れませんが、私が証券マンを

やっていた頃、営業管理責任額という割り当てが

ありました。いわゆるノルマです。


2年目から「エイカン」という数字で縛られる訳です。

この数字の根拠を、人事部に聞きにいきました。

当たり前のように言われたのが、


「会社の人間7人を食わせることができる額だ。

新人と事務方の人間を7人食わせることができて、

平均のC査定になる。役員を1人と、できない中堅を

喰わせられればB査定、役員7人をまかなえる稼ぎなら

A査定だ。それ以外はクズだ」

「じゃあ、人事部はクズですね」

「だから営業の査定の話だ。人事は事務方だ」


そんな会話を一年坊の私は強烈に受け止めました。


そして、それに文句を言わせない

環境が用意されていました。


支店配属になると、営業マンは20人弱です。

そのうち、独身は半分くらいしか居ません。

支店長や課長や課長代理、主任はだいたい

結婚しています。


しかも当時94%は社内結婚でした。


ただ、これは男性総合職から見て、という意味です。

女性は社内結婚率は、20%ありません。


カウンターレディーという独身女性が

20人強います。


事務方の若い女性も20人弱居ます。


色っぽいミディーさんも既婚未婚問わず

15人くらいいます。


それで男性は事あるごとに飲み会に誘われます。


本当に社外に女性を探しに行く男なんて

居ませんでした。


私のように、大学生の頃から付き合っている

女性とそのままゴールインする男は

まず居ません。


そして、結婚すると、会社のために、と

悪いことをする輩がチラホラいます。


この状態に未来はないと思い、早々に

辞めました。


次に損保会社に入りました。

タリフと呼ばれる料金表の勉強をして、

保険料の算出をします。


ところが、いい会社で、どうしてもお客さんに

したい会社を見つけて、支店で偉い人を

連れて行くと、相手の会社の規模と、

事故率表を会社側で持っていて、

タリフで計算したより全然安い保険料で

窓開けしてしまいます。


結果として、会社では褒められ、お客さんには

いい保険を勧めてくれたと喜ばれる訳ですが、

何のために、保険外務員はタリフの勉強をするのか、

意味がわからなくて、辞めました。


会社もお客さんも喜ぶのだから、

ウィン-ウィンの関係が出来ている、というのを

何度も言われましたが、それなら、

いい会社を見つけてくるのが君たちの仕事だ!

と言えば済む話だと思っていました。


つまり、日本の大企業は、大きくなるほど

矛盾を隠す隠れ蓑を作ることに必死になって、

魂を込めた仕事をしなくなっていたのです。


その歪みが、成長が鈍った今、

露呈して来ただけなのです。


では、なぜ結果を割返してくれる企業が

求められるのか?


先ほどの証券会社で、「なぜ7人なのか?」という問いに

まともに答えた人は、1人もいませんでした。


ほとんどは答えられないと不機嫌になって

「そんなつまらないことは気にしないで

数字を挙げて来い!」

と言われるだけです。


癪に障って、A査定になる数字をいきなりあげたら、

「段階飛ばしになるから」

と、B査定される訳です。


本当に働く甲斐のない会社でした。


そこで、当時素晴らしい業績を挙げていた

メーカーを研究しました。


そして、実態を知って愕然としました。

スーパー経営者と、スーパー営業マンが

数十人居ます。

そして、何万人と言うヤル気のない社員を

喰わせているのです。


それも違うだろう、と思いました。

しかし、決済が遅過ぎて、ビジネスチャンスを

逃しています。


決済権者が出てきた案件で数字が出るのが

当たり前の構造になっていました。


そこで、自分で起業することになります。

10年間頑張りました。


起ち上げた時は、来月の15万円をどうするかで悩み、

10年後には、来月の1500万円を何とかできるように

なっていました。


そこで、一休みしました。


しかし、今にして思えば、休んではいけなかったんです。


日々、少しずつでも何かをしていれば、影響を

与え続けることができた筈だからです。


今なら、「発信をする」という言葉があります。


自分をメディア化して、発信をするだけでいいんです。


それで、つながりは切れません。

私は、関係を切りたくて、休みました。


今は、それがどれくらい愚かなことか

充分わかっています。


だから、実績を反映してやり甲斐を受け取れる

働き方を考える必要があります。


働くとは、側(はた)の人を楽にしてあげることだ、

と、私をよく指名してくれた社長に教わったことが

あります。


キミがいくら頑張ったとしても、同じ努力を

社員に要求しなければならないなら、

それはやり方が間違っているんだ。


誰でも出来るように、システム化して行くことこそが、

経営側に求められる仕事なんだ。

経営は、誰でも出来るように仕事を考えることが

1番の仕事だ。


大金持ちは、努力次第で、効率化出来るように

仕事を作り出す天才なんだ。


だから、大金持ちの周りには、次の大金持ちが

産まれやすい。


この言葉をヒントに、これからの仕事を

考えてみた訳です。


続きは、次回に繰り越します。