hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

ガラスメンタルではなく、豆腐メンタルで(^o^)!

ご来訪いただき、有難うございます!


ガラス・メンタル。


ちょっとしたことで傷付き、張り詰め
ていて、何かあったら壊れてしまいそ
うな精神状態。


わたしは、高校2年生の時に、ガラス
メンタルを卒業しました。


校内の実力テストで、408人中399番を
取った瞬間、ガラスメンタルとは無縁
の人生を歩き出した、と思います。


下から数えて一桁。


『俺って、本当に頭悪いんだあ…』


高校野球は高校生の時にしか出来ない。


そう思って野球しかしていないうちに
進学校に通っていたにも関わらず、そ
んな順位を取るほど、成績の悪い奴に
なっていました。


自分自身が『できるかも…』と少しで
も思って期待感があると、ガラスメン
タルに、陥りやすいんです。


ところが、『出来ない』というコトが
前提になると、変な期待感が無くなる
分、実力は発揮しやすくなります。


それ以降、冷静に戦力を分析して無駄
な期待感を払拭できるようになったお
かげで、比較的、失敗しないコンサル
タントになれたと思っています。この
高2の時の実力テストの失敗のおかげ
だったと思っているくらいです。


今、受験期のうちの息子は、まさに、
ガラスメンタルだと思って見ていまし
た。


部活でも活躍していましたし、成績も
わたしほど下にはなっていません。だ
から、期待感の裏返しの緊張感から、
体調に変調をきたすようになっていま
す。


「全くガラスメンタルなんだから…」


とわたしが言った時、笑いながら娘が


「ガラスだとパリンと割れたら使い物
にならなくなっちゃって、ちょっと
かわいそうな感じがするし、痛そうじ
ゃん?。それだったら豆腐メンタルの
方が良くない?ぐずぐずになっても、
マーボー豆腐くらいなら使えるし、案
外美味しいし…」


なるほど…というコトになって、うち
では『豆腐メンタル』という再利用可
能な呼び方に変えました。


失敗だと思っているコトは、長い目で
見ると、失敗ではないコトが多々あり
ます。


わたしの場合、2浪したので、その時
新聞配達の奨学生になり、予備校代や
大学の入学金を自分で出しました。


奨学生は、奥さん達にはとてもウケが
よく、新聞の勧誘に行っても話を聞い
て貰えるので、決まる確率が滅茶滅茶
高いんです。


それが営業というものが好きになった
キッカケでしたし、受験勉強の合間に
息抜きのようにやっていた新聞勧誘で
城西地区の銅メダルを取るほど上位に
食い込み、新聞社から表彰されたりし
ていました。


浪人中の話ですよ。


成績が悪かったおかげで、営業が好き
になれた訳ですし、社会人になる前、
というより、大学生になる前に営業な
ら任せとけ!みたいな得意分野を持っ
ていた訳です。


頭が良くて、挫折を知らなかったら、
大学を出てからも、営業が苦手だった
かも知れない…と思うと、頭が悪くて
良かったー!、と思うんです。


もっとも、当時、そう言うと野球部の
先輩で文武両道だったNさんから、


「頭が悪い、と言っていいのは精一杯
頑張って勉強したけど成績が悪くて、
他のコトも出来ない奴だけだぜ。おま
えは勉強をしてないだけなんだから、
頭がいい悪いを論じる段階にねーよ。
努力が足りねーだけだ!」


と叱られていました。


今、思うとN先輩に言われた言葉が、
身に沁みます。


コンサルを始めてからわかったのです
が、人からお金をもらってやる勉強な
ら、誰にも負けませんでした。


お金を払ってやる勉強が苦手だっただ
けなんだ、というコトが社会に出てか
ら、わかりました。


だから、変な期待感でメンタルをガチ
ガチにしちゃうより、豆腐のように、
崩れたら美味しいマーボー豆腐になっ
てやる!くらいの方がいい結果が出る
かも知れません。


ガラスメンタル豆腐メンタル


今やウチではガラスメンタルは死語に
なりました。


娘の発言以来、「豆腐メンタル」を使
っています(^o^)。