hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

1+1=∞ ?

ご来訪いただき、有難うございます!


1+1=2


学校では、そう習いますよね?これは
自然科学での話だというふうには習わ
ずに、1+1=2が絶対の真理である
かのように習うので、数学が嫌いな子
が増えるんだと思います。


数学とは、数字や記号に置き換えて、
実際にある事象を簡略に関係式に表し
たものです。なので、例えばウチの家
族を数式にすると、


1+1=4


が成り立ちます。カミさんと結婚して
2人の子供を授かったので、人数式を
考えると、上の式は正しいコトになり
ます。それこそ、時制や親族にまで制
限を加えずに足して行けば、


1+1=∞


と考えたって間違えとは言えなくなり
ます。今までにどれだけたくさんの先
祖達が居て、今のわたし達が居るのか
を考えると、気が遠くなるような人数
が居て、わたし達が居るコトがわかり
ます。


では、なぜ結婚する相手がカミさんだ
ったのか?と言うと、これは好きだっ
たから、という実に曖昧な理由しか出
て来ません。


昔は見合い結婚が普通だった時期があ
ります。わたしの親のその前くらいの
昔の話ですが、初めて会ってから結婚
して恋愛を始めるような時代があった
んです。あ、もちろんお見合い結婚は
今でも普通に存在します。


わたしの先輩で、見合い結婚した人か
ら聞いた話です。


「すごく良くできたシステムだと思う
よ。自分の妻を良く知るための期間が
ちょうど子育てが終わる頃と同じくら
いなんだよ。子育てをしながら恋愛を
しているから、飽きずに次の子を作る
だろう?何人か育て終わって子供が巣
立って、2人きりになった時にはお互
いに相手が居ないと物足りなくなって
るんだ。俺はこの嫁さんと一緒でよか
ったなあ…と思える」


わたしは恋愛結婚です。結婚前に9年
間も付き合っていたので、逆にカミさ
んが子供の金切り声を嫌がっているう
ちは子供を作れませんでした。ところ
が、子供が産まれた後は、その泣き声
さえ愛おしいモノを見るような目で見
ている姿に、母親の逞しさを知りまし
た。


なぜカミさんだったのか?は謎だなあ
と思っていたんですが、この間、音楽
の話をしている時に、ふと思ったコト
があったので、それを書きます。


わたしは、校内の合唱コンクールがあ
ると、小学校の時も中学校の時も必ず
クラスの指揮者に選ばれていました。
中2の時、同じクラスでどうしても指
揮者になりたいという友達が居て、課
題曲と自由曲があるので、1曲ずつ指
揮をしようよ、と提案しました。わた
しは、その友達が立候補した時点で、
今年は指揮はやらなくて済む、と思っ
ていたくらいだったので、音楽の先生
が、


「キミたちの選んだ自由曲は少し難し
いので、○○(立候補した友達)だけ
ではちょっと大変だよ」


と言って、わたしを推薦するけどどう?
と言い出したので、それなら1曲ずつ
やろうよ、と言った訳です。先生は、


「ふーん。君は将来バンドを組むんだ
ろうね。クラシック的な発想じゃない
もんね」


と言われて、理由を訊きましたがその
時は教えてもらえませんでした。その
話をカミさんにした時、カミさんは、


「オーケストラとかで指揮をするって
言うと、各パートの音が見えないと指
揮できないし、各パートもコンサート
マスターとかに実績を積んで昇って行
く訳だし、バイオリンだって第1バイ
オリンとかになるのも大変でしょう?
だから、自分のステータスを手放した
くない人が多いんじゃないのかな。バ
ンドだと、例えばアリスだってチンペ
イさんやべーやんやキンちゃんだって
歌ったりして、みんなで曲を作るし、
みんなそれぞれに歌ったりするでしょ
う?指揮を分業しようって言うのが、
先生にはそう思えたんじゃないの?」


と教えてくれました。今ではKing Gnu
のように芸大出のバンドだってあるし、
葉加瀬太郎さんのようにジャンルを超
えてアーティストとコラボするような
人も多いので、先生の言うようなジャ
ンル分けが正しいとも思いませんが、
カミさんの説明は、何となく理解はで
きる内容でした。カミさんは高校の頃
マンドリン部で指揮をしていたそうで
す。でも、本当はマンドリンを弾いて
いたかったそうで、わたしの気持ちは
よくわかる、と言った時、こいつとズ
ーッと一緒に居たいなあ…と思ったよ
うな気がします。


出逢った瞬間に、《あ、この人と結婚
する!》とピンと来たのに、親の反対
やら、親の看病で彼女が実家に戻って
いた時期やら、なんだかんだ有って、
結局結婚までには9年間もかかってし
まいました。


いろいろ特別なコトがあったように感
じるかも知れませんが、実は全ての人
が…、日本人なら1億2千万人の全て
が特別な人の集まりなんですよ。一人
として、特別じゃない人なんて居ませ
ん。


みんな、とっても特別な人ばかりなん
です、わたし達は(^o^)v。