文章読本①「文章のスタイル」
ご来訪いただき、有難うございます!
暑くて汗がすぐ流れてしまいますね。
実は恋愛ネタを用意していたんですけ
ど、肌の暖かさを書こうと思っても、
暑苦しさに繋がってしまうような今は
タイミング的に違うなあ…と思ったの
で、体温が上がりにくい文章読本を書
くコトにしました。
これから文章読本シリーズを全3回の
連載でお送りしようと思います。
第1回:「文章のスタイル」
第2回:「内容の吟味」
第3回:「比喩の方法」
ただし、こんな暑い時に文章について
読むのなんてイヤだ!という方もいる
と思うので、普通の記事も水曜日に載
せるコトにします。この3週間は週に
2つずつ記事を書くコトにします。
では、文章読本第1回の「文章のスタ
イル」を書き始めたいと思います。
文章のスタイルって、例えばどんなコ
トをいうのでしょうか?
代表的なスタイルは「起承転結」だと
思います。
起:書き始め(きっかけ)
承:設定の続き(「きっかけ」の発展)
転:話のクライマックス(視点の展開)
結:結び(結果)
というスタイルです。小説や論文等の
スタイルとしては1番オーソドックス
なスタイルだと思います。
文章の分量的には、
起;10%(10%)
承;25%(25%)
転;40%(35%)
結;25%(30%)
くらいのバランスが読みやすいとされ
ています。左側の数字がとてもバラン
スが取れているといわれる数字ですが
結論が上手くまとまっているモノの中
には()内の数字のようなバランスの
モノも多く見受けられます。
ただ社会科学的な論文では、企画書と
同じようなスタイルが多いので下記の
ようなスタイルになるコトが多いです。
①時代背景
②現状分析
③現状では足りていないモノの分析
④企画内容(趣旨)
⑤行動主体と費用のデータ
企画書の書き方については、
をご覧ください(8つ前の記事です)。
ただ、ブログで人気のある記事を分析
すると圧倒的に「サンドウィッチ型」
が多いと思います。
①その記事のテーマと結論を記述。
②その結論が導かれる根拠と流れの記
述。
③もう一度、結論を記述。
小論文等の短い文章で言いたいコトを
印象付けるための書き方のスタイルと
して出て来た「サンドウィッチ型」で
すが、今はネット上の記事等では割と
普通に使われるようになっています。
誰かに何かを伝えるために書く文章で
は、最近は「サンドウィッチ型」が主
流です。このスタイルだと、
①まず結論。
②結論に至る流れと例示。
③まとめとしての結論。
という構成になるので、間違う要素が
ほぼ無くなるというメリットがあると
思います。その分、脱線したり、話を
広げるという自由度は減りますが、要
件を伝えるための文章ならば、間違わ
ないメリットは最優先されるので、1
番人気なのもうなづけるのではないで
しょうか。
今回は「文章のスタイル」について書
いてみました。なかなかうまく書けな
いなあ…と頭を抱えた時は、上記スタ
イルを参考にして、そういう順番に書
いてみてください。何を調べれば書き
たい内容になるのかがハッキリして、
意外とスラスラ書けたりしますよ
(^o^)v。
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