hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

夢を叶えるシンプルな方法

ご来訪いただき、有難うございます!


わたしが起業すると同時にやったコト。


「1日に3つ以上、やるコトを決めて
実行する」


という、ただそれだけです。実は1年
間に1000個以上もの自分で決めた事柄
を、これだけで積み重ねられる訳です。


1000個の案件を実行すると言うと大変
なような気がしますが、1日に3つな
ら何とか出来そうな気がしませんか?


例えば、企画書をいくつも書いている
うちに、企画書の特徴がわかって来ま
す。


①時代背景
②現状分析
③現状では足りていないモノの分析
④企画内容(趣旨)
⑤行動主体と費用のデータ


が必須内容ですが、それを作る上で、
素になるプロットを簡単に作るために
5W2Hシートというのを作りました。


・when(いつ)
・where(どこで)
・who(誰が)
・why(なぜ)
・what(何を)
・how(どのように)
・how much(いくらで)


の7項目をまとめておくと、企画書を
サクッと書けるようになります。「企
画内容(趣旨)」をド真ん中に書き、
それを囲むように5W2Hを書きます。
すると配置がおのずと決まって来るの
です。


「いつ」、「どこで」、「誰が」を上
半分に書きます。これを書く左側の後
ろ(バック)に「時代背景」を、右側
の後ろに「現状分析」を書き、下半分
の左側に「なぜ」と「どのように」を
書きます。その後ろに「現状では足り
ていないモノの分析」を書き、下半分
の右側に「何を」と「いくらで」を書
きます。その後ろに「行動主体と費用
のデータ」を書くと、1枚でだいたい
まとまっている企画書のプロットが、
できるんです。


・企画プロット用紙を作る。


と決めたら、これをデザイン込みで30
分くらいで作る、というようなコトを
毎日積み重ねて行く訳です。


最初の1年で、こういうフォーマット
として必要な分はほぼ揃いました。


当然、最初に


・5W2Hシート


を作っておいて、何度も使っているう
ちに、


・企画プロット用紙


のアイディアが湧いて来る訳です。と
いうふうに毎日毎日やるべきコトが湧
いて来ます。実際、起業1年目にやっ
た件数は2955件でした。ほぼ1日平均
で8件強くらいの案件をやったコトに
なります。2年目は1日平均10件くら
いの3700件くらいの案件をやりました
が、3年目に入ると1日平均5件強く
らいに減りました。2000件弱でした。


これは優先順位を付けられるようにな
ったコトが大きいと思います。ToDo
リストの中で、優先順位を付け、重要
な案件から順にやって行くようになる
と、7番目以降はやらなくても実質的
にやったのと同じような結果になって
いるコトが増えて行きました。


最初の頃は、すぐに終わるような簡単
な案件からやっていたので、全部やる
ような感じになっていました。ところ
が、優先順位を付けて、重要な案件か
らやって行くと、後半の案件は既に終
わっている状態になるのを何度も経験
しているうちに、その優先順位を付け
るコトもノウハウの1つだなあ…と考
えるようになりました。


やらなければならないコトをリスト化
したモノを、「To Do リスト」と呼び
ます。その日にリストに書き出したモ
ノに、優先順位を付ける作業を毎日10
分くらいするようになって、自由な時
間がとても増えました。つまり、自由
な時間がもっとたくさん出来ないか?
と考えた結果、To Doリストに優先順
位を付ける、という方法に行き着いた
訳です。


この積み重ねは財産になります。自分
のやり方の開発や、自分のオリジナル
メソッドがどんどん出来ます。


何か叶えたい夢があったら、ぜひやっ
てみてはいかがでしょうか?


ちなみにこの方法を、当時コンサルテ
ーションしていたクライアントの経営
者の皆さんにお伝えしたところ、


「自分の時間は24時間だと思っていた。
ところが会社を始めてみたら、1日は
関わる人の数によって何時間にも増え
るんだっていうコトを知った。例えば
8時間働いてくれる社員が10人居たら
80時間になるだろう?だからその仕事
に関わる人達のコトを考えるようにな
ったんだけど、なかなかうまく行かな
かった。が、この「To Doリスト」を
自分用と従業員用の2種類作って、朝
のミーティングで各自の予定と私が要
望する業務内容のすり合わせをするよ
うにしたら、お互いの予定を掌握しや
すくなって売り上げも改善できた」


という声もいただきましたし、


「生産設備を揃えるコトが大切だと思
っていたんだ。人はそのオペレーター
だと思っていた。ところが人によって
使いたいと思っている設備そのものが
違っていたりする。まず人とのコミュ
ニケーションがあって、モノはその後
だというコトを知ったんだ。が、その
コミュニケーションを取る手段として
「To Doリスト」を使うようになった
ら、従業員が意外とマーケティングセ
ンスがあるコトがわかって、私から相
談する内容が増えたんだよ」


という声もいただきました。また、


「ヒト・モノ・カネ・情報をどういう
ふうに配置してみんなのやりがいを育
てて行けるかが大切だと思うので、出
来るだけ現場の声を聞くようにしてい
ますが、その声の吸い上げ方に苦心し
ていました。この「To Doリスト」方式
を採用したら、社員の今、やるべきコ
トが共有しやすいので、やりがいを見
つけやすくなって助かっています」


という企業もありました。


わたしがお勧めしたいのは、起業一歩
手前に居る人達です。自分がやろうと
思うコトを共有しやすい形にまとめ始
めると、協力者が出て来やすくなりま
す。まずは自分の行動を明確なヴィジ
ョン化してみると、無駄な時間が減ら
せますよ(^o^)v。