hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

娘の寝顔~「お互い様!」の勧め~

ご来訪いただき、有難うございます!


ウチのムスメの寝顔は、いつもわたし
とカミさんで「平和の象徴だね」と言
って笑ってしまうくらい、寝るコトだ
けに集中したような、何とも言えない
無邪気な表情なんです(^o^)v。


この寝顔がズーッと続くようにしてあ
げられれば、親の仕事は完了だ!、と
いつも思います。


今のカミさんと出逢った頃、この女性
の無邪気な寝顔を守りたい!と強く思
ったコトを思い出します。


今は無邪気さだけではなく、少し疲れ
た顔を見せる日もありますが…(^o^)。


わたしが守り切れていないんだなあ…
と反省の日々です。


わたしは病気のデパートのような体で
心臓にはステントが入っていますし、
腎臓は慢性腎不全で週3回の透析をし
ないと死んでしまいます。睡眠時無呼
吸症候群も確認され、眠る時にはシー
パップを装着して寝ますし、花粉症で
ハンの木、杉、セイタカアワダチソウ、
ハウスダスト…とほぼ1年中苦しんで
います。年齢的にももうすぐ57歳です
し、コロナに感染したらヤバいタイプ
です。


今回のコロナ騒動の初期段階で娘から


「わたしは、学校が休みになったから
コロナがうつるとしたらチチかハハか
らだけなんだからね。二人とも本当に
気を付けてね」


と言われました。


上記の理由により、コロナに感染しな
いように注意はしていましたが、娘の
一言で、うつらないようにしよう、と
いう漠然とした感覚から、具体的な行
動へと変化しました。


例えば、ゴホゴホ咳をしている人の側
(そば)には行かない、という行動か
ら、同じ電車の車両に咳をしている人
が乗っていたら、その電車を降りる、
というふうに、コロナ感染の可能性を
出来るだけ減らそうと思うようになり
ましたし、帰って来てから、まず手洗
いとうがいをしていたんですけど、手
洗いとうがいとソープで顔を洗い、ウ
レタンのマスクは毎回必ず洗剤で洗う
ようになりました。


界面活性剤での洗浄の効果がハッキリ
して来た頃から、具体的にそれをする
ようになりました。


春休み期間に、息子が


「バイト先も建物が閉鎖されてるから
ウチへ帰ろうかとも思ったけど、俺が
もし無症状だけど感染とかしてたら、
1番ヤバい人がウチには居るから、こ
っちで頑張るよ。親父、あと15年は生
きててくれよな。孫の顔、見せたいか
ら」


と言ってくれました。わたしは、


「透析患者って透析を始めてから30年
近く生きるらしい。俺はまだ5年目だ
から、残念ながらあと25年近く生きて
ると思うよ」


と言うと、息子はあははと笑いながら


「じゃあ孫の顔は見せられそうだなあ。
だから、コロナとか余計なリスクで、
おかしくならないように気を付けてく
れよ」


と言っていました。それを聞いていた
娘が、


「わたしがチチのコト心配してもあん
まり真剣になってくれないから、わた
しにうつさないようにって言ったら、
手洗いやうがいの他に顔も石鹸で洗っ
てるみたいだから、少しは効果があっ
たみたい」


と言って笑っていました。


ウチで、もし感染したら1番ヤバいの
は親父だから、親父の手洗いやうがい
等の徹底は家族みんなで気を付けよう
と話し合っていたようです。


カミさんもわたしが外から帰ると手洗
いやうがいをするまではわたしを見て
いて、ご飯の支度等をしてくれるのは
その後と決めているようです。


みんなを守っていると思っていたら、
実はわたしが家族みんなから守られて
いた訳です。ただ、自分のためだと思
うとつい手を抜いてしまうコトでも、
家族を始めとする人のためだと思うと
手を抜かずにズーッと続けられるもん
だなあ…とも思います。


守っているつもりなのに守られていた
り、守られている筈の人が守っていた
り、なかなか思った通りには行かない
モノです。が、お互いさまだと思えば
それも楽しく感じます。


子供を育てていると思っている親も、
子供のおかげで親を経験させてもらっ
ている訳です。つまり、親として子供
に育ててもらっている訳です。育てて
いるのは親だけではない、と感じてい
ると、変な独占欲や所有欲は無くなり
「お互い様!」と笑えると思います。


何かをしてあげた、と思った時には、
自分は相手から何をしてもらったのか
を常に考えると、一方通行の「やって
あげた」感から解放されると思います。


子供が生まれた頃、いろいろなコトを
やってあげてる気分で居た時に、子供
の笑顔が疲れを吹っ飛ばすのを感じて
何かをすると笑顔が返って来ると思う
ようになったら、「お互い様だね」と
思うようになりました。


「お互い様!」って、結構気持ちいい
と思います。