hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

あがらずに自分の言いたいコトを伝える方法

ご来訪いただき、有難うございます!


わたしは今まで割と思った通りの発言
をして来ましたし、相手が誰でも自分
の思っているコトを曲げて話したりは
しないで済んで来ました。


だから欲求不満と言うのをあまり経験
しないで生きて来たと思います。


先日、学生時代からの友人と話をして
いて、「○○くん(わたしの名です)は
いつでもストレスを感じないだろうと
思わせるくらい、言いたいコトを平気
で言ってたよね?」という話になり、
大学4年の時の就職活動前の自分ノー
トに書いていたコトを思い出しました。


『自分を大きく見せようとするのは、
話を真剣に聞いてくれる相手に対して
失礼である。相手が自分以上の自分を
想定してしまうからである。


自分を謙遜するあまり、取るに足りな
いヤツであると自己卑下するのも自分
に対して失礼である。相手に対して失
礼を働くのと同じように、自分に対し
ても失礼な態度は取らない方がいいと
思う。


結論として、誰にも失礼が無いように
行動しようと思うなら、等身大の自分
を常に想定しておくコトが大切であろ
う。等身大なら、誰に対しても失礼の
ない自分で居られると思うから…』


この言葉が自分ノートの最後のページ
に書いてありました。


自分の経歴や卒業学校や活動の記録等
をギッシリ書いた上で、最後に到達し
た心境は『等身大の自分』で居続けよ
う、というコトでした。


実は社会人になった後も、どこに行っ
ても思ったコトしか喋らないようにし
ていました。考えたコトがない質問を
されると、「調べてからでもいいでし
ょうか?」と伝えて、自分の考えがま
とまってから相手に伝えるようにして
いました。


ところがコンサルタントになってから
は、いきなり振られた話でも、何か答
えをその場で求められるコトが増え、
日頃から新しい概念や当時のイミダス
や現代用語の基礎知識にカタカナ語と
して記述された言葉は、全て自分の意
見が言えるくらいには学ぶようになり
ました。今、考えると、本当に膨大な
時間を割いて、新しい概念を習得して
いたと思います。


そういう水面下でのドタバタの末、等
身大の自分で居続けるという選択をし
ていた訳ですが、或る時、わたしの師
匠とも言うべき人物に、或る概念の話
を訊いた時、その人は、


「それ、どういう意味?」


と訊きました。わたしは得意気にその
概念の内容を説明しました。そして、
その考え方をどう思うかを訊いたとこ
ろ、わたしが考えていたような答えを
スラスラと言うのです。


わたしは驚きました。かなり熟考して
出した答えを、今、わたしが説明した
だけで、それまで知らない概念だった
筈の内容に適切にコメントしている師
匠を見て、やはり流石だな、と思って
いると、彼はこんなコトを言いました。


「キミから説明を訊いたから、そうい
うコメントが出来ただけなんだよ。違
う人からの説明を受けていたら、違う
意見になっていたかも知れない。知ら
ない言葉に出逢った時は、知ってる人
に訊けばいいんだ。そうすれば求めら
れている答えに到達できる確率は上が
る。何かを訊かれた時、訊いた人は自
分の答えをすでに用意しているコトが
ほとんどなんだよ。だから、何でも知
ってるように学ぶコトも大切だけど、
限られた時間の中で全てを学ぶコトな
んて出来ないから、自分が興味を持っ
ているコト以外は『それ、どんなコト
なんですか?』と相手に訊ければ済む
コトなんだ。そうすれば、自分の身近
に居る人の話を今よりもっと聞いてあ
げられるだろう?」


そう言われて、身近に居る人の話をあ
まり訊いて来なかった自分に気付きま
した。クライアントからの想定してい
ない質問に答えられるように時間を使
って、自分の身近な人達の声には鈍感
だった自分を『等身大ではないなあ』
と思えたので、そこでも方向を修正し
ました。


そんなコトを繰り返しながら、現在の
自分になっています。


なかなか難しいのですが、等身大を自
分でどのくらいの大きさに設定するの
か?で、自分の使える時間は決まって
しまうのかも知れません。でも、知ら
ないコトは知らないから教えて!とさ
え言えれば、かなり自分の自由に時間
を使えると思うのです。


ありのままの等身大で居るコト。


これをこれからのわたしのモットーに
して行こうかなあ…と思っています。
(^o^)v。