hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

番外編『20年先の世界をイメージして…』

ご来訪いただき、有難うございます!


20年後の世界…。


あなたは想像がつきますか?


わたしは身体障害者の1級です。でも
もしかすると、あと20年もすれば、
慢性腎不全は治る病気なのかも知れな
い!とすれば、現在から5年後、10年
後、そして、20年後の世界を想像して
みるコトにも大きな意味があるのでは
ないか?と思う訳です。


20世紀後半には、ヒトゲノム計画とい
う人間の遺伝子解析の研究に、10年間
の月日と3000億円(正しくは30億ドル)
かかっていたのに、現在では一人の遺
伝子解析を行うのにたった1日で出来
る上に1万円という考えられない時間
とコストの削減が実現されているそう
です。


そうです。考えられない程、進化の速
度が上がっているんです。


進化の速度は、その市場を考える時、
8%を超えると急上昇し始めるという
傾向があります。市場の生成期には、
遅々とした歩みでも、市場が8%を超
え、12%に差し掛かった瞬間に爆発的
に市場が拡大し始めるというデータが
あります。そのタイミングで、その市
場の技術革新も同時に進むからです。


医療の進化は凄いレベルで進んでいま
す。しかも、遺伝子レベルでの治療が
進むので、町のお医者さんはほとんど
要らなくなる時代もそう遠い未来では
ないかも知れません。ただ、お医者さ
んが一斉に失業する世の中は、あまり
いい世の中ではないかも知れないので
ソフト・ランディングする方法を考え
るんでしょうけど…ね。


ガンに関しては、胃がんや肺がんなら
遺伝子の組み換えだけで、ほぼ100%
の完治が可能になるようです。それも
あと5年というレベルでです。すい臓
ガンは不治の病と言われていましたが
これも、iPS細胞の安全性を検証して
行くコトで、治せる病気になる可能性
が高いというコトです。


内視鏡等の手術もほとんどなくなる方
向で進んでいるようで、ごく小さいカ
プセルを飲むと、そのカプセルが自動
で動いて、病気を治す、という方法や
鼠径部から小さな物質を入れるとそれ
によってガンを攻撃して治す方法や、
心筋の代わりに小さなカプセル大の物
質を入れるとペースメーカーの働きを
するように心臓をサポートする機能も
開発されているようです。


或る論文を読んでみると、20年先には
遺伝子研究が進み、不老不死が実現す
る可能性を示唆しているものまであり
ます。わたしは、それには懐疑的です
が、寿命が延びるコトは充分考えられ
ると思います。なぜ、不老不死は実現
しないと思うのか?というと、細胞に
はどのくらいの振動数に耐えられるか
と言う、活性の問題があると思うから
です。ですから、各細胞がフルに活性
化出来るようになったとして、寿命が
150歳くらいまで延びるコトがあった
としても、それ以上はないんじゃない
か、というのがわたしの見解です。


それに、不老不死が実現した時のコト
を想像してみましょうか…。


例えば極端な例ですが、エルフのよう
に人間が800歳まで生きられるように
なったと仮定します。そうすると、恋
愛などは、単純に順番の問題になると
思うんです。しかも女性が700歳くら
いまで子供が産めるとすれば、いろん
な人の子供が欲しくなると思います。
子育てまで終了したら、次の人と恋愛
を始める、という状態になったらそれ
は生物として、人間と言うべきなんで
しょうか?別物だと思いませんか?ま
さに、「エルフ」ですよね(笑)。


ギリシャ・ローマ神話を読むと、神様
達は長い寿命の中で、恋愛は順番だけ
だと考えているらしいコトがわかりま
す。


慈悲深い神様ほど、多くの神と恋愛し
ています。ギリシャ・ローマ神話の特
徴は、神の性別が男性期と女性期があ
って、時には両性具有の時期まである
コトでしょうか?


そういうコトを含めて、現在は過去に
前例がないほど恋愛に目が行きやすく
「不倫」が話題になっているんだ、と
いう見方もありますが、わたしは単純
に「人の不幸は蜜の味」と思う人が増
えているだけな気がします。




話を元に戻しますね(^o^)。


腎臓は…、iPS細胞でもすぐに作れる
ようになる訳ではないようですが、肝
細胞の作成可能性が出て来たので、可
能性というレベルでは充分に考えられ
ます。研究者に訊いてみると、作る上
で難しい臓器の筆頭が『脳』だという
コトで、脳の機能は再生できても、記
憶や経験等の学習成果を再生臓器では
復元できないという限界があるような
のです。


ただ、先ほどのペースメーカーの代わ
りに、iPS細胞で心筋の部分を補うと
成長しながら、動きを安定させて機械
はなくても心臓を治せるようになる日
は、10年かからないそうです。


では、そういう『脳』のような知能的
な方面の進化を考えてみましょう。


30年後には、人類が計算したい全ての
容量を凌駕するコンピュータの容量が
実現するそうです。単位はGB(ギガバ
イト)という容量の単位ではなく、1
秒間に1兆回の浮動小数点演算処理を
行うテラ・フロップスという単位を
普通に使っている時代になっているよ
うです。


チェス、囲碁、将棋というジャンルで
は、人工知能が人間に勝つようになっ
て来ました。


法律の世界では、弁護士よりコンピュ
ータの方が記憶力がいいので、弁護士
は要らなくなるようですね。コンピュ
ータに判例調べをやってもらってから
事務関係を人間がやるという時代が来
るそうです。


弁護士事務所で1番偉いのはコンピュ
ータだという時代が来るのは弁護士の
先生からすると許せないコトでしょう
から、これもソフト・ランディングを
考えるコトになるのでしょう…ね?。


交通やロボットのジャンルでは、人工
知能を進化させるのがベスト、という
方向性ではないようです。


センサーを進化させる方向で計算速度
を速める方法をとっているようです。


何かに対して素早い決断を必要とする
ジャンルでは、必ずしも人工知能を進
化させることが最善の方法ではないよ
うなのです。なぜなのでしょう?


人工知能か?センサーか?という問題
は、蚊の研究によって進んだと言われ
ているのが面白いなあ…と思います。


あの小さい体で、人間の血を吸うため
に1番効率的な動きを出来るのは知能
が高いからではなく、動物の動きに即
したセンサーを持っているからだと考
えられるんだそうです。


二酸化炭素を検知すると、その付近に
飛んで行く。肌に近付くと唾液で血が
固まりにくくする。あの小さい体なの
に子供を産む前のメスだけが、動物か
ら1番簡単に栄養をゲットするために
血を狙う。素晴しいセンサーの集合体
なんだそうです。しかも食べ物として
血を狙うので、血液型の適応・不適応
の心配もないという完璧さ!おまけに
ありがたくないウィルスさえ媒介しま
す。あのサイズの機能の集合体として
は、極めて優秀だそうです。


そこで無駄な思考を省くコトが求めら
れる自動車の運転等の速い判断が必要
とされるジャンルでは、センサーの開
発が1番重要になるんだそうです。何
かを検知したら、その対応方法は決ま
っている、という行動は、人工知能で
思考時間をかけていたら、反応速度が
遅くて、瞬間的な判断はセンサーが進
化する方が有効なんだそうです。




広い意味での社会的な問題にも切り込
んでみます。


エネルギー問題では実はベストな解決
方法は見つかっているんです。再生可
能エネルギー…というと面倒なので、
ズバリ太陽光発電と言います。で、電
車の線路に沿って送電線を作って行け
ば、日本全体で少し前までは高知県ほ
どの面積があれば、賄えると言われて
いましたが、今はエネルギー変換効率
も上がり、香川県の面積があれば、太
陽光発電だけで賄えるようになってい
るそうです。つまり、JRの沿線に沿
って、駅の屋根や鉄道設備で発電を行
うと、電力会社は要らなくなるんです。


なぜ、それが実現しないのかというと
経産省の利権が失われるから、という
くだらない理由です。経産省ではなく
国土交通省の利権になったら、官僚社
会を構成している最も大きな利権の1
つである『電力』の利権が経産省から
剥奪されてしまうからです。その為に
原発や火力発電という環境悪化要因を
守っているというバカげた時代は、そ
ろそろ終わりを告げる頃だと思います。


国民もそんなにバカではなくなって行
きます。わざわざ、役人の利権を守る
ために、国家を危険に晒すような選択
はしなくなって行くでしょう。その為
の「御用評論家」も、もうすでに排除
され始めていると、わたしは思ってい
ます。例えば学生の頃、わたしが一時
期ハマっていた竹村健一さんという評
論家はご高齢もあると思いますが、原
発が必要だ、と政府の代理人のように
言っていましたから、最近ではめっき
り姿を見なくなりました。現在は講演
活動と学校法人の役員をされているよ
うですが、国民目線で、正しいコトを
正しいと言う評論家しかメディアでは
生き残れない時代だと思います。


産業用の高圧電流を作り出すためには
水力発電で充分です。ただ、ダムから
の送電ロスが大きいのが現実なので、
鉄道等の沿線に電力基幹線を作る必要
が出て来る訳です。


例えば東京電力が福島で発電を行うと
必要な電力の3倍の電力を作らないと
東京で使う分が賄えません。それくら
い送電ロスは大きいんです。


だったら使う近くで太陽光発電を行う
ことで、必要な電力を賄う量はかなり
削減できる訳で、そういう施策を打て
る政治が求められるようになります。


オックスフォード大学の准教授が発表
した10年後にはなくなる職業、という
データを以前取り上げました。気にな
る方は、こちらをご覧ください。



ここで、無くなると言われている職業
は、コンピュータに取って代わられる
職業からになっていて、インテリジェ
ンスの高い職業は残しているんだそう
で、それはステータスの高い人と今の
時点で争うコトは得策ではないからだ
という意見を言っている人が居て、も
っともだと思いました。


でも、電力のコト等を調べてみると、
インテリジェンスの高い人というのは
利権に絡んでいる人のコトを言うのか
と誤解してしまいそうになります。




わたしはあと20年、頑張ってみようと
思います。まだやり残しているコトが
あるからです。


ようやくカミさんを旅行に連れて行っ
てあげられるなあ…と思っていた矢先
に病気になってしまいました。


旅行好きなカミさんを、新婚旅行にも
連れて行ってないのです。


何年放っておくんだ!とお叱りを受け
そうなほど、放っておいて、罪滅ぼし
をしたいと思い始めた頃、病気になる
んだから、カミさんはいい面の皮です。


本当に申し訳ないコトをしていると思
います。


今は、透析が1日おきにあるので旅行
も出来ませんが、将来、病気が治る頃
に楽しく行けるように、今から体を少
しずつ鍛えて、チャンスが来たら連れ
て行ってやりたいと思っています。


その為にも、社会の動向に敏感で居よ
うと思います。


慢性腎不全がどんな状況なのか、ご存
知の方は、いつでも情報をお待ちして
いますので、お知らせくださいね!


よろしくお願いします!(^o^)v