hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

コンプレックスは褒められると武器になる

ご来訪いただき、有難うございます!


全然、そんなコトはないんですけど、
たまに「hittyさんは文章が上手いです
ね」と言ってくださる方がいます。


「注目記事ランキングに、いつも何個
かの記事が入っていて羨ましいです」
と言ってくださる方もいます。


そう言ってくださって、ありがとうご
ざいます。でも、文章はあまり上手く
ないですし、書いている内容が共感を
持っていただけるので、ランキングに
入りやすいんだと思います。


だから、文章が上手い訳でもないし、
ライティングが出来るからランキング
に入る訳でもありません。


文章を書くのが好きだからこうやって
ブログを書いているというだけです。




そこで、自分自身に対する疑問が湧い
て来ました。


一体、いつ、文章を書くのが好きにな
ったんだろう?


元々、野球少年で、小学校2年生くら
いまでは、決して文章を書くのが好き
なほうではありませんでした。


今、文章を書くのが好きになっている
キッカケを考えてみると、小学3年生
の夏のコトを思い出します。




夏休みの自由研究で、その時に飼って
いたクワガタの観察記録を書こう、と
思っていました。


観察記録なので、毎日書かないと意味
がありません。ところが夏休みの後半
まで、何も書いていませんでした。


ただ、朝、起きた時に飼っていた水槽
の土の中を覗いた状態や、餌をあげた
時の様子と、その日の天気を、簡単に
書いたメモだけはつけていました。


文章化すると、長くなって大変ですし
メモからあんまり詳しいコトもわから
ないし…で、やめちゃおうかな…と、
ちょっとだけ思いましたが、他に何を
しようか、思い付きませんでした。


苦肉の策で、『クワガタの観察詩』と
言うのを書きました。毎日のメモを見
ながら、クワガタを見た時の様子を思
い出して、その時にどんなふうに思っ
たのか、という気持ちを詩にして行く
観察詩という、他の人がやらないよう
なコトをやった訳です。


面倒臭さと、サボりによるいい加減な
動機の作品集でした。


ところが、これが学校で大変話題にな
りました。学校の代表として区の文集
に選ばれたり、区の展覧会に観察詩を
つづった冊子のまま、展示されたりし
て、何だか「詩」と言えばhittyみたい
な空気になりました。


これがモノ凄く、嬉しかったんです。


それまで親父から、「おまえはどうし
て、そんなに文章が下手なんだ?」と
よく言われていましたし、自分で書く
と親父が添削してくれて、その直した
方をうつして提出したりするくらい自
信もないヤツでした。


それなのに時間が無くて親父に見せる
時間もない状態で書いた『観察詩』が
学校でとても評価されてしまった訳で
す。これはイヤでも自信がつきます。


どういう自信かと言うと「親父に見せ
なくても提出していい詩が書ける」と
いう自信でした。


つまらない自信かも知れませんが、当
時のわたしには、とても大きな自信で
した。


そして、褒められると嬉しいので、他
の詩もいいのが書けるようになったし
他の文章にも興味が湧くようになりま
す。その頃、武者小路実篤の詩集を、
自分のお小遣いで初めて買ったり、小
説も自分が書いたつもりで読むように
なりました。


そうすると、自分では思いつかないよ
うな表現の仕方に気付くようになりま
す。そして、中学時代には、高校受験
で必ず作文があり、360字程度の作文
の配点が15点と決まっていたので、必
ず13点以上は取れるように書き方を学
びました。


・サンドウィッチ型
・起承転結型
・結論先行型・・・


と作文対策の書き方はすごく練習しま
した。


それが約40年後の現在に役立っている
んだと思います。


この結果から考えると、小さい時に褒
められた経験が、その後の得意分野を
決定するほどの影響力を持つという事
なのではないでしょうか。


あの年の夏休みに、親父の目を通さず
に提出した結果が、とても褒めてもら
える作品を生んだんだとしたら、自分
で書くコトに自信を持てるキッカケは
あの経験だなあ…と思う訳です。


絵が上手な友達に、どうしてそんなに
絵が上手いの?と訊いた時に、「小さ
い頃から絵を描くと親に褒められた」
とか、「幼稚園の先生にいつも褒めら
れていた」というような返事だった事
が多いのも事実です。


小さい時に「褒めて伸ばす」というの
は、とても影響力が大きいんだと思い
ます。


野球が好きになったのも、今、思うと
親父の一言がキッカケだったと思いま
す。


小学校にあがる前、親父とキャッチボ
ールをしている時に、「子供相手と思
っていると、えっ?と思うようなグラ
ブさばきでうまく取ったりすることが
あるよな」と言われたのが、滅茶滅茶
嬉しかったのを50を過ぎた今でも覚え
ているくらいです。


では、どんな褒め方が嬉しくなるため
に必要なんでしょうか?


ずばり、「これでいいのかな?」と思
っているコトを、「それでいいんだ」
と背中を押してやる褒め方です。


これで、自信が湧き出します。推進力
が出て来ます。迷わずに進むようにな
ります。


お子さんが小さければ、一緒になって
出来たことを喜んであげればいい。


自分がやったコトに対して、「これで
いいんだ!」と思えたジャンルが好き
になるんだと思います。


そして、それは子供に対してだけでは
ないと思うんです。


実は、次世代コピーライターに応募し
て合格した時に、ほとんど子供の時の
ような嬉しさがありました。


「これからコピーライターを目指して
いいんだ!」という自信です。


大人になってから付けて行く自信は、


・誰かに褒めてもらうコト。
・何かに合格するコト。
・何かで成果をあげるコト。


によって付くんだと思います。


そして、誰かに褒めてもらうのが1番
簡単で手っ取り早い訳です。


でも、努力して何かに合格するコトは
諦めないで挑戦し続ければ、ほぼほぼ
叶います。最初に挑戦したモノが大変
だった場合、それに関連した少し易し
いジャンルにして、再度挑戦します。


成果をあげるためには、やはりやり続
けるコトが大切です。


諦めた瞬間に、負けが決まります。


諦めなければ、負けはしないんですよ
ね(^o^)。


だから、諦めは悪い方が自信が付くと
思います。諦めなければ負けないコト
に気付いている人は強いんです。


小さい頃に、何か一つ自信を付けてお
くと、その後もそれは使えますが、も
しあまり自信を持てないまま大人にな
っている場合は、


・試験に合格する。
・資格を取る。
・自分でゴールを決めて成功体験を積
む。


という3つを目指してください。


そうすれば、いつの間にか誰かに褒め
てもらえる体験も付いて来ます。


お互いにがんばりましょうね(^o^)。