ご来訪いただき、有難うございます！

久しぶりにコピーライティングの極意
シリーズを書いてみたいと思います。

コピーライティングとは、どれだけ、
わかりやすく相手に物事を伝えるか？
という部分が、ただ文章を書くだけと
は違う部分です。

その意味では、どれだけ無駄な言い回
しを減らして、最少の言葉で伝えられ
るかに特化する必要があります。

でも、伝えられなければ意味はありま
せん。

そこで、最少の言葉で、言いたいコト
を伝える必要が出て来ます。

とあるコピーライターさんと話をして
いたら、

「作家よりは作詞家に近いと思う」

と言われて、なるほどなあ、と思いま
した。

作詞家さんは、語呂を整えるために、
その曲のリズムに合わせて、言葉を選
ぶ作業と言っても過言ではありません。

言いたいコトを伝わるリズムに乗せる
コトもやりながら、伝えるべきことを
しっかり伝えなければ、コピーライト
にはなりません。

例えば「ラブストーリーは突然に」と
いう小田和正さんの歌の歌詞に、

♪あの日あの時あの場所で君に逢えな
かったら　僕らはいつまでも　見知ら
ぬ二人のまま♪

と言う歌詞があります。

とてもキャッチ―なフレーズでこの歌
詞が歌われる訳ですが、流行った当時
「マーケティング・ソング」と言われ
ました。

どんな人でも恋愛に発展する出逢いと
いうモノがあるとすれば、万人に当て
はまる状況を歌うのが１番伝わる筈で
すが、全ての出逢いはユニークだから
個々のシチュエーションを言い尽くし
て行くのは無理ですよね？

でも、「あの日あの時あの場所で」、
必ず誰かと誰かが逢っている訳です。

そのシチュエーションを全ての人に当
てはまるように歌ったこの歌詞は最高
のコピーライティングの１つだと思い
ます。

まずは、何かを売るための文章から始
めるのではなく、伝えたいコトを伝え
る『言葉探し』から始めてみたらいか
がでしょうか？

と言うのも、コピーライティングを、
学べば学ぶほど、

「いつも何かを買わせて自分が稼ごう
としているメディアは長続きしない」

と言われているからです。

言葉を最少にするコトは、読者の時間
も大切に扱っています。

以前、どこかで言ったコトがあります
が、自分には何もないと思っている人
が、読者さんをはじめとする第三者に
差し出せるモノは、『自分の時間』し
かありません。

まずは、自分以外の人の時間を大切に
する気持ちは、最も大切な気持ちだと
思います。

まずは

１、何でもいいから書いてみること。

２、削れる言葉を削ってみること。

３、最少の言葉にブラッシュアップし
てみること。

という３ステップを踏んでみてくださ
い。

その上で、

４、伝えたいコトが伝わっているかを
チェックしてみること。

を行って、あなたのコピーライティン
グを伸ばしてみてください。

その時に注意すべきことは、

５、文章だけがコピーライティングで
はないという事実を受け止めるコト。

です。写真や、インタビューや、調べ
てみた内容や、画像や、場合によって
は歌や演奏など、使えるモノは何でも
使うというコンテンツ制作力がモノを
言います。

Muragonブログでは
『タクシー運転手さんに訊く(インタ
ビュー例)』
と言う記事を書きました。

アメブロでは
『石神井公園のさくら～散る前に～』
と言う記事を書きました。

この２つの記事は、それぞれに書く前
に素材を用意して書く、という実験的
な記事です。

どちらもにほんブログ村の登録してい
るカテゴリーで、注目記事の１位にな
るコトが出来ました。

読者であるあなたのおかげだと思いま
す。ありがとうございます(^o^)。

コピーライターとは、

『伝えたいコトをあらゆる手段を用い
て最短時間で伝えることが出来るコン
テンツ・クリエーター』

を指すと、わたしは思っています。

全てを自分で作れないならチームを作
って取り組めばいい訳ですし、全部自
分でできるのなら、思ったような伝え
方を、読者が最短時間でわかるように
作り込めばいいと思います。

一つ誤解が無いように付け加えますが
いくらか長い文章になったり、しっか
り伝えるために削れない言葉があると
思います。

その言葉は、その時点では削らないで
ください。

たくさん書いているうちに、自然と最
少の言葉で表現できるようになって行
きます。

ですから、

６、焦らないコト。

も大切なコピーライティングの極意の
一つだと思います。

以上、『コピーライターとは？』と、
『文章を最少の言葉で書くための６つ
のポイント』をまとめてみました。

参考になれば嬉しいです(^o^)。