hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

今どきの学生さん達

ご来訪いただき、有難うございます!


最近の高校生くらいの学生さん達を見
ていると不思議に思うコトがあります。


男子と女子にハッキリ別れて下校して
いるような気がします。


わたし達の時代は、男子のグループと
女子のグループなんだけど、その中で
仲のいいグループがあり、そのグルー
プ同士で帰っていたような気がします。


だから、そのグループのメンバー同士
が付き合ったり、離れたりするのが普
通で、好きな子の居るヤツは付き合い
たい異性と仲のいいグループに入って
みたりして、中にはバレバレのヤツも
居たりしました。


ところが、今の学生さん達は、女の子
同士、男の子同士だけで、とても楽し
そうに見えます。


ウチのムスメを見ていても、学校の男
の子の話はほとんど聞いたコトがあり
ません。男の子の話と言えば、ジャニ
ーズの話ばかりで、いつも聞く名前は
仲のいい女の子ばかりです。


そこで、とても楽しそうに話しながら
下校中の女の子達に、男の子達とは一
緒に帰ったりしないのか、聞いてみま
した。


リーダーっぽい女の子が言いました。


「学校の男の子達は子供っぽいし、カ
ッコよくないし…。カッコいい人なら
ジャニーズとか、たくさん居るし、ス
ポーツとかがスゴい人はバレーだって
ラグビーだって学校には居ないし…」


いやいや、今の男の子達は可哀想だと
思いながら、男の子達にも聞いてみる
と…


「アイドルみたいに可愛い子ならアキ
バとかに行けば逢えるし、スポーツと
かのスゴい子なら大会会場やスポーツ
クラブに行けば居るし、男同士の方が
気が楽だし…。もっとも僕はチメイハ
じゃなくてサカハですけど…」


と言われました。最後の意味がわから
なくて訊いたら、チメイハは地名派、
サカハは坂派で、アキバとかサカエが
地名派、乃木坂とか欅坂が坂派なんだ
そうです。


どっちもどっちだなあ…、と正直な所
思いました。


ジャニーズやAKBクラスじゃないと
カッコいいとか可愛いとかの範疇じゃ
ないとしたら、なんて不自由な時代な
んだ!とビックリしました。スポーツ
も「出来る」というと、運動神経の話
ではなくて、実績の話になってしまう
としたら、めちゃくちゃ敷居が高くな
ってしまいます。


あ〜、俺は気楽な時代で良かったあ…
と思って、その話をカミさんにすると


「いろんな意味で諦めがつくのが大学
生になった頃なんじゃないの?昔も今
も変わらないわよ」


と言われてしまいました。わたしとカ
ミさんが出逢ったのが大学2年の時で
す。俺は諦めて選ばれたのかい!


癪に触ったので、


「じゃあ、諦める前は誰が好きだった
んだよ?」


と訊くと、カミさんから


「藤竜也」


と返って来ました。俺はそんなに渋く
ないぞ、と思いながら、


「若い頃は、藤竜也系のシブさなんか
俺にはなかったと思うけど…」


と言うと、カミさんは笑いながら


「全然似てないわよ。強いて言えば、
イラついてる時にちょっと恐い感じく
らいかな?」


と言いました。


そんなもん、誰だってイラついてる時
はちょっと恐いわ!

「光と影」という関係性とバランス

ご来訪いただき、有難うございます!


光のある所には影が出来ます。


明るく眩しい光。暗い影。


どうしても、そんなイメージを持ちや
すい、と思います。でも、ちょっと待
ってください。そのイメージは正しい
のでしょうか?


光が明るければ明るいほど、影は黒く
なります。つまり、より暗く見えます。
明るい、暗い、という言葉がイメージ
を決めてしまっているのかも知れませ
んよね?


明るい光と濃い影、というと、あまり
影はマイナスのイメージにならないと
思いませんか?


光になりたい、という人は実に多いん
です。でも、影になりたい、という人
はかなり少ないと思います。


わたしは、影になりたい、と思った数
少ない人のひとりです。


コンサルタントを目指したのは、眩く
輝く経営者をなんとかしてサポートで
きないだろうかと考えたからです。


なぜなら、素晴しいと思う経営者には
必ず素晴しい参謀がいる、というコト
に気付いた時、ひとりで頑張っている
経営者は、心の闇も深いなあ…と思う
或る出来事を経験し、さまざまな業種
で、輝く経営者をたくさん作るコトが
出来たら、日本の経済界に貢献できる
かも知れない、と思ったからです。


明るい光と濃い影、という関係を目指
そう、と思ってコンサルタントという
仕事を選びました。


ちょっと濃過ぎたかも知れませんが…。


どんなモノにも作用があれば反作用も
あります。光があるから影も出来るの
です。


どちらか一方だけに憧れるのではなく
両方がどのような関係性で成り立って
いるのかを、少しゆっくり考えてみて
その上で、自分の立ち位置を決めてみ
るコトも、これからの時代には必要に
なるかも知れません。


経営者の光がどんどん強くなると、自
然とサポートする側の影も濃くなりま
す。つまり、Win-Winの関係になりま
す。


「光と影」のようにフィフティー・フ
ィフティーの関係なのに、主役と脇役
のような関係性だと感じてしまう現象
があります。


関係性とそのバランスを今一度、見直
してみませんか?

あなたは掛け替えのない存在

ご来訪いただき、有難うございます!


金木犀の爽やかな匂いが香って来ます。


台風の被害が大変なコトになっている
ようです。雨がものすごく降って川が
氾濫・決壊し、浸水した所も少なくな
いようです。今日顔を合わせたわたし
の友人は足立区在住なんですが、たま
たま倒れた電柱の電力の供給を受けて
いたエリアで、停電で困ったと言って
いました。


被災した方々にはなんと言ったらいい
のかわかりませんがお見舞い申し上げ
ます。一日も早く日常に戻れますよう
にお祈りしております。


その一方で、被災した方々に少しでも
力を与えられたら…と、頑張ったラグ
ビー日本代表選手達の素晴しいプレー
には感動しました。特に、あのオフロ
ードパスを3つ繋いで稲垣選手がトラ
イしたプレーには震えるほど感激しま
した。福岡選手からのオフロードパス
でトライした松島選手、キックしたボ
ールのイレギュラーバウンドをカラダ
いっぱいに伸ばしてキャッチし、爆走
した福岡選手、続いて相手からのボー
ル奪取後50m独走した福岡選手のトラ
イ…という見事な得点シーンと、最後
の方は1トライを死守するディフェン
ス…。倒されても、すぐに立ち上がり
ダブルタックルを繰り返す日本代表。
同じ人数でやっているにも関わらず、
日本の方が数的優位を続けていた魂の
こもったプレーに感動したファンは、
とても多かったのではないでしょうか。


そこで、思いました。リーチマイケル
主将のような頑丈なカラダの選手も、
松島選手や福岡選手のような足の速い
俊敏な選手も、どちらの個性も勝つた
めには必要だ、という事実です。


全く違う個性なのに、どちらも必要な
訳です。その個性を活かした上で、松
島選手も福岡選手も相手に突進して行
く…。姫野選手も稲垣選手も全力で走
る…。面白くない訳ありません!


全く違う個性。でもみんな必要なんで
す。選手以外だって、コーチ、トレー
ナー、通訳…。もうチームに関わる全
ての人達が「ワンチーム」として必要
不可欠な存在なんだ!と思います。


実は、あなたもあなたの関係する世界
で、必要不可欠な存在だと思いません
か?


いいえ。思いませんか?という疑問文
は失礼でした。疑問の余地なんか無く
必要不可欠な存在なのです。


あなたは、この世にたったひとりしか
居ない存在です。それだけで掛け替え
のない存在なのです。


だから、自分を大切にしてください。


自分に出来ないコトを数えるのではな
く、出来るコトを数える習慣をつけま
しょう。


出来るコトを数えると、出来るコトが
積み上がって行きます。


すると、自信が出て来ます。


出来ないコトを数えると、出来ないコ
トが積み上がって、出来ないコトだら
けになってしまいます。


そして自信がなくなって行きます。


自信は、積み上がって行くモノです。


特に、もしお子さんがいらしたら、出
来るだけ、いい所を褒めてあげてくだ
さい。お子さん自身も気付いていない
ような部分をよく見て褒めてあげると
とても自信が持てるようになります。


わたしには息子も娘もいます。


以前、息子がテニスで思うように勝て
なくなった時期がありました。それで
も息子はテニスを続けさせて欲しい、
と泣きながら言ったコトがあります。


どうしてそんなに続けたいのかを訊い
たところ、


「だって僕からテニスを取ったら何も
残らないじゃないか!」


と言いました。わたしは激怒しました。


「ふざけんな!おまえは歌だってうま
いし、とにかく優しい。頭だっていい。
俺の自慢の息子だ。テニスなんか無く
たって、たくさんいい所があるのに、
勝手に俺の息子を侮辱するな!おまえ
がテニスをやめたって、俺はおまえの
コトが大好きだよ。自分を大切に出来
ない理由が、そんなくだらない理由な
ら、今すぐテニスなんかやめさせる!」


と言いました。息子はキョトンとして
いましたが、10分後には笑ってテニス
は続けたいけど、それ以外のコトも楽
しもうと思う、と言い出しました。


その後、コトあるごとに友達とカラオ
ケに行くようになったのには、ちょっ
と薬が効き過ぎたかな?と反省しまし
たが、テニスのスランプも割とはやく
抜け出して、元の元気な男の子に戻り
ました。


その後、何年か過ぎて、息子が大学か
ら帰省して来た時に、その時の話をし
始めました。


「あの時は、本当に親ってありがたい
モノだと思ったよ。自分じゃ、それ程
自信持てなかった歌とか頭とか、怒り
ながら褒められて、好きなモノが親の
自慢になってたってわかって、それだ
けに執着しなくていいんだなあ…、テ
ニスは今、調子悪いけど、ダメなら歌
っていう手もあるなあ…、とか思った
ら、テニスの調子もよくなったし、何
よりも、あらゆるモノに自信が持てな
かった状態から、一瞬で『なんとかな
るかも…?』って開き直れたもんね」


年を経て、改めて言われるほど、息子
にインパクトを与えていたのがわかり、
嬉しく思いました。


誰にだって、いい所があります。そこ
を見つけてあげるのは周りの人の視線
だったら、とても自信につながると思
います。


自分の個性をよく理解していて、それ
を伸ばすトレーニングを繰り返し、世
界に通用する選手になる…。それは、
きっと苦しいけど、限りなくやる気が
湧き出す状態だと思います。


一方、自分の個性がどのジャンルの何
に向いているのか、まだ分からずに試
行錯誤を繰り返している人もたくさん
居ます。


でも、何かが出来るからあなたに価値
がある訳ではありません。何か得意な
コトなんて無くたって、あなたが居る
だけで癒されている人が必ず居ます。


自分の存在を大切に出来る人が他人の
コトも大切に出来る人です。自分のコ
トを大切にするコトから始めればいい
と思います。



台風で緊急避難して来たホームレスの
皆さんの住民票を確認して、避難所に
は入室させなかった台東区の役人達と、
自分達の試合は中止でも、何か出来る
コトはないか?と支援をかって出たカ
ナダやナミビアのラガーマン達。


自分のコトを大切にしている人達は、
他人にも温かいコトがハッキリわかる
例だと思います。


公僕の筈なのに、災害救助法の精神も
理解していない者もいれば、海外から
ラグビーの試合で来日したのに、困っ
ている人を見ると、何か出来るコトは
ないか?と支援してしまうスポーツマ
ン達。


それまでは夢中になってファイト剥き
出しで戦っていても、ノーサイドの笛
が鳴ると、相手へのリスペクトを表現
して、実に清々しい選手達ばかりのラ
グビーが猛烈に好きになっています。


台風とラグビー。人間力が図らずも出
た瞬間だったと思います。


まず、普段から自分のコトを大切にす
る習慣をつけておきましょう。いざと
いう時(人の命に関わる時)に、相手
にも温かい選択が出来るようになって
いる、と思います。