hittyのブログ

ちょっと調子の悪いオヤジのネット起業奮戦記

人に訊いてみる方法―シリーズ第4回 初心者のための起業から経営への基礎知識―

ご来訪いただき、有難うございます!


「初心者のための起業から経営への
 基礎知識 6回読み切り」シリ―ズ
 第4回


「読者の思い」を訊いてみる方法
~インタビューやアンケート方法~


 読者・或いは顧客がどんなコトで
 悩んでいるのか、具体的な情報を
 収集する方法まで


をお送りします。




前回は、大きく2つの反省点がありま
す。


1つめは、アメブロのタイトルを「自
分のメディア戦略」としたのに対して
Muragonブログのタイトルを「セルフ
メディア・ストラテジー」としたコト
で、全く順位が上がらず、記事ランキ
ングとして5万位くらいでした。


2日後、アメブロと同じタイトルに変
えましたが、3万位くらいに上がった
だけで、いつも注目記事の1位になっ
ていたのに、ランキングに入らずに終
わってしまいそうです。先ほど見た時
が2万5千位くらいで今回の最高位だ
と思います。


明らかに「わかりにくいタイトル」だ
ったせいですね。本当に勉強になりま
す。ガツンと教えてくださり、ありが
とうございます。




2つめは、以前からの読者の方々から
「プッシュ型」「プル型」のメディア
戦略のコトに触れていると思ったのに
それがなくて残念だった、という意見
をいただいたコトです。その時の記事
のシリーズは次の3つです。





「プッシュ型」「プル型」は、かなり
詳しく書いたつもりだったので、今回
は敢えて外して、トリプルメディア・
フレームワークを取り上げました。が
読者の方々は、このシリーズの中で、
戦略として、どのようにメディアと付
き合うのかを「お店」と「営業マン」
の関係で詳述して欲しかった、という
意見をいくつかいただきました。


これは、コンテンツ完成版を作って行
く上で、とても重要なコトだと思いま
す。そういう角度から、加筆修正して
行こうと思っています。




という訳で、今回は読者さんや顧客か
らの意見を訊き出す「インタビュー」
や「アンケート」についてです。


商品系のインタビューはとても簡単で
す。その商品を買いに来た人に訊いて
みればいいんです。


以前わたしは「ヘッドフォン」につい
ての記事を書く必要があって、秋葉原
と池袋、渋谷のお店でヘッドフォンを
買って来たお客さんに「どうしてこの
ヘッドフォンを買ったのか?」や「普
段どこでヘッドフォンを買うのか?」
等をインタビューしました。その中で
とても気になったのが、買う場所とし
て「ネット通販」がとても多く、お店
に買いに来たのは「欲しかったヘッド
フォンがネットで売り切れになってい
たからお店に見に来ました」という答
えが多く、メーカーにも問い合わせて
みると、メーカーの販売担当者の回答
は「お店での販売はサンプルが必要に
なります。ネットでの販売は商品のス
ペックが説明できていればいいので、
開発したばかりの新商品のキャンペー
ンが打ちやすいんです」というモノで
した。サンプル写真でOKな市場と、サ
ンプル商品が必要な市場では売り方が
変わって来ます。


わたしの常識ではヘッドフォンは電気
屋さんかディスカウントショップのヘ
ッドフォン売り場で買うモノだと思っ
ていたので、ネット通販で1番売れて
いる商品だという新しい常識を知るコ
トになりました。


こういう事は訊いてみないと判りませ
ん。ただ、訊くのも難しくありません
よね?。




では、どんな質問が難しいのでしょう
か?


心の中で思っているようなことを訊く
には、対象となるターゲット層がどこ
に居るかを考えなければ訊けません。


それから、その質問をする年齢層を考
えなければならない訳です。しかも、
ばらつきが考えられる質問では、年齢
層がバラつくようにサンプルを抽出す
る必要が出て来ます。


サンプルの数が大量に見込めるモノな
らアンケートを実施します。サンプル
数があまり見込めないモノならインタ
ビューにします。


まずはアンケートの仕方について詳述
します。




アンケートはたいてい紙ベースの質問
をしますが、今はデジタルメディアで
のアンケートもよく実施されます。


わたしの場合は紙ベースで行います。


この時、定量分析を主とするものなの
か、定性分析を主とするものなのか?
によって、アンケートデザインを考え
ます。


定量分析とは、簡単に言うと「何がど
れだけ選ばれるのか?」というような
種類の質問です。


・内閣支持率
・本の購読率


と言ったような種類の質問です。


一方、定性分析とは、「この商品のど
こがいい所だと思いますか?」という
ような、内容を訊くような種類の質問
です。


・商品購買理由
・イベント参加理由


等がそれに当たります。この際、アン
ケートデザインとはどんなコトをする
のでしょう?


パソコンで書いたアンケートは意外と
はい、いいえ、を訊く質問なら答えて
もらえるのですが、内容を訊く質問に
は、一言だけの回答が多く、どう思っ
たか?というような質問には回答が集
まらなかったりします。そこで、俗に
いうマンガ文字(丸文字)系の手書きア
ンケートを用意すると、かなりしっか
り答えてもらえるようになります。


もちろん、訊き方も字体に合わせる必
要があります。


パソコンで「この商品を買った理由を
教えてください」と書いたとします。


丸文字でのアンケートでは、「この商
品を買おうと思ってくれるほど好きに
なってくれた部分はどことどこですか
?そして、その部分を好きになってく
れた理由を教えてくれると感激しちゃ
うんですけど
…(^o^)」みたいな
書き方にします。


それだけで、かなり詳しい意見が訊け
るようになったりするのだから、不思
議です(^o^)。


これは、パソコンソフトの購買理由を
アンケートする時などによく使われる
手法です。最初はアミューズメント系
のソフトで導入されていた方法でした
が、かなり真面目な商品にも使われま
した。流石に白物家電では使われませ
んが、デジタルメディア系のハードに
も使われる手法です。




では最後にインタビューの基本です。


「訊きたいコトを訊く」というコトに
尽きるのですが、以前、Muragonブロ
グでそういう記事を書いたコトがある
ので、参考までに示します。



どうでしょうか?最初の質問は決めて
あるのですが、後は相手が話してくれ
た内容に興味を持って訊くようにして
いる、というのが、現在の「わたしの
訊き方」です。


インタビューそのもので記事を書く場
合等の、新しい視点が欲しい場合のイ
ンタビューの仕方をわかりやすく書い
たのがこちらです。訊きたいコトを訊
くのではなく相手が話したいコトを話
してもらう、という発想でまとめてい
ます。



わかりやすく書いてありますが、少し
乱暴かも知れません。訊きたいコトを
訊くんじゃなくて、話したいコトを引
き出す、と言うと相手にイニシアティ
ブがあるので訊きたいコトが訊けない
可能性が出て来てしまいますよね?。


訊きたいコトを訊き出した上で、新し
い視点も得られるようにインタビュー
をするには、


「最初の質問で訊きたいコトを訊き、
後は相手の話を訊いて、相手の興味の
あるコトを話してもらう」


という考え方の方が、欲しいインタビ
ューに近付くと思います。




今回は前回の反省を踏まえ、わたしが
以前お伝えしたコトがある関連記事を
参照しながら進める方法をとって見ま
したが、各記事を参照しながら読み進
めてみると、結構な時間がかかってし
まうんですね。


きっと、読むだけでかなり疲れたんじ
ゃないかと思います。


そこで、安浪蘭人の方で「リラックス
タイム」というシリーズを始めました。


お疲れの皆さんに聴いていただければ
疲れも取れるんじゃないかと思います。


どうぞ聴いてみてください。



ディスクジョッキーのようにディスク
を回す訳ではなく、YouTube を紹介す
るので、YouTube Jockeyと名乗るコト
にしました。


安浪蘭人の作品としては、最短で1位
を獲得した記事です(^o^)v。


これからもたまにやって行きますので
よろしければ聴いてみてください。


よろしくお願いします。




今回は引用ネタを多用してみました。


自分が今までどんな記事を書いて来た
のか、インデックス化する作業を同時
に進めているからです。そのヒントは
読者さんから戴いたメッセージから得
ています。


インタビューやアンケート等、自分以
外から得る情報は、得られるモノが大
きいモノです。新しい価値に気付かさ
れるからだと思います。


自分の中から捻り出す言葉を紡ぐ作業
も大切ですが、身の回りにある情報を
ある視点を持ってまとめてみるコトも
大切です。視点をInform(導入)した情
報を『Information』というのですか
ら…。


今回もお読みいただいて、ありがとう
ございます(^o^)v。何かお役に立て
れば幸いです。